あぐり‐あみ【揚繰(り)網】
巻き網の一。帯状の網で、イワシなどの魚群を包囲し、網の裾(すそ)から繰り上げて捕らえる。
アバダン【Abadan】
イラン南西部、フーゼスターン州の港湾都市。ペルシア湾に注ぐシャッタルアラブ川の東岸に位置し、大製油所がある。石油の積み出し港として有名。イラン‐イラク戦争において、約1年間イラク軍に製油所が包囲...
アルジャッザール‐モスク【Al-Jazzar Mosque】
イスラエル北部の都市アッコの旧市街にあるイスラム寺院。ナポレオン率いるフランス軍の包囲戦からアッコを守り抜いたオスマン帝国の総督、アフマド=アル=ジャッザールにより18世紀末に建造。オスマン建築...
い【囲〔圍〕】
[音]イ(ヰ)(呉)(漢) [訓]かこむ かこう [学習漢字]5年 1 周りを取りまく。「囲碁・囲繞(いじょう・いにょう)/包囲・雰囲気」 2 まわり。「外囲・胸囲・四囲・周囲・範囲」 [名のり]もり
イムディーナ【L-Imdina】
地中海中央部の島国、マルタ共和国の町。マルタ島中央部、標高約200メートルの丘に位置する。紀元前8世紀にフェニキア人が城塞を築き、古代ローマ時代に町が拡張され、中世にノルマン人支配の下、より堅固...
おだわら‐せいばつ【小田原征伐】
天正18年(1590)、豊臣秀吉が小田原城を包囲して、北条氏政・氏直父子を攻め滅ぼした戦い。
オルレアン【Orléans】
フランス中部、ロアール川に臨む古都。百年戦争末期の1429年、少女ジャンヌ=ダルクによってイギリス軍の包囲から解放されたことで知られる。
かく‐よく【鶴翼】
1 鶴のつばさ。 2 兵法で、陣立ての一。鶴がつばさを張った形に兵を配置し、敵を包囲しようとする陣形。
かこみ【囲み】
1 ぐるりと周囲を取り巻くこと。また、そのもの。かこい。 2 敵の城や陣地などを囲んで攻めること。また、その軍勢。包囲。「—を解く」「—を破って逃れる」 3 「囲み記事」の略。
カンネー‐の‐たたかい【カンネーの戦い】
第二回ポエニ戦争中の前216年、イタリア南東部のカンネー(Cannae)でハンニバルの率いる5万のカルタゴ軍が8万数千のローマ軍を破った戦い。戦史上稀有の包囲殲滅(せんめつ)戦とされる。