じっ‐ぱ【十派】
1 臨済宗の10の流派。相国寺(しょうこくじ)派・建仁寺派・南禅寺派・天竜寺派・建長寺派・東福寺派・大徳寺派・円覚寺派・永源寺派・妙心寺派。 2 浄土真宗の10の流派。本願寺派(西本願寺)・大谷...
じっぱ‐ひとからげ【十把一絡げ】
いろいろな種類のものを、区別なしにひとまとめにして扱うこと。また、一つ一つ取り上げるほどの価値がないものとしてひとまとめに扱うこと。「—にして考える」
じっ‐ぱらみつ【十波羅蜜】
六波羅蜜に、方便・願・力・智の四波羅蜜を加えたもの。
じっぱん‐うらがき【十判裏書】
江戸時代、寺社奉行・勘定奉行・町奉行の三奉行10人の印が押してある評定所の目安裏書。
じっぷく‐ちゃ【十服茶】
⇒貢茶(こうちゃ)
じっ‐ぽう【十方】
1 東・西・南・北の四方、北東・南東・南西・北西の四隅と上・下の方角。 2 あらゆる方面。すべての所。
じっぽう‐くう【十方空】
十方世界のすべてのものは本来みな空であるということ。
じっぽう‐ぐれ【十方暮れ】
1 暦注の一。甲申(きのえさる)から癸巳(みずのとみ)までの10日間の称。この間は十方の気がふさがり、万事に凶とされる。 2 空がどんよりと曇っていて暗いこと。途方に暮れることの形容にも用いる。...
じっぽう‐じょうど【十方浄土】
十方に無量無辺に存在する諸仏の浄土。十方土。十方仏土。
じっぽう‐せかい【十方世界】
十方に存在するすべての世界。全世界。