千里(せんり)の野(の)に虎(とら)を放(はな)つ
危険なものを放置して、のちに災いを残すたとえ。
千里(せんり)の道(みち)も一歩(いっぽ)から
遠い旅路も第一歩から始まる。どんな大事業も手近なところから始まることのたとえ。千里の道も一歩より起こる。
千里(せんり)も一里(いちり)
恋しい人の所に行くときは、遠い道もそれほど苦にならない。「惚(ほ)れて通えば—、会わず戻ればまた千里」
ち‐さと【千里】
1 数多くの村里。「月清みよもの大空雲消えて—の秋をうづむ白雪」〈拾遺愚草・上〉 2 たいへん遠い道のり。せんり。「—を行くも親心、子を忘れぬと聞くものを」〈謡・隅田川〉
チョンリマ【千里馬】
《(朝鮮語)》朝鮮の伝説で、翼をもち1日に千里をかけるという竜馬。朝鮮民主主義人民共和国において社会主義建設を促進するためのスローガンとされた。「—運動」