ちはや【襅/千早】
1 巫女(みこ)や台所仕事をする女性のかけた、たすき。 2 巫女や先払いの神人などが着る服。白布に花鳥草木を青摺(あおず)りにした袖無し。
ちはや‐じょう【千早城】
大阪府南河内郡千早赤阪村の金剛山中腹にあった城。元弘2年(1332)楠木正成(くすのきまさしげ)が築城。正成が立てこもり、鎌倉幕府の大軍を一手に受けて抗戦した。金剛山城。
ちはや‐ひと【千早人】
[枕]《「ちはやびと」とも》地名「宇治(うぢ)」にかかる。→千早振る「—宇治川波を清みかも」〈万・一一三九〉
ちはやふる【千早振る】
落語。百人一首にある歌「千早振る神世(かみよ)も聞かず竜田川(たつたがわ)から紅(くれない)に水くくるとは」の意味を問われた隠居が、知らないとは言えず、でまかせの解釈を語り出す。
ちはや・ぶ【千早ぶ】
[動バ上二]勢い激しくふるまう。強暴である。「—・ぶる人を和(やは)せと」〈万・一九九〉
ちはや‐ぶる【千早振る】
[枕]《動詞「ちはやぶ」の連体形から》勢いが激しい意で、「神」、また、地名「宇治(うぢ)」にかかる。「—神世も聞かず竜田川から紅に水くくるとは」〈古今・秋下〉 「—宇治の渡り滝屋(たきつや)の」...
ちば【千葉】
関東地方南東部の県。もとの安房(あわ)・上総(かずさ)・下総(しもうさ)の3国にあたる。人口621.7万(2010)。 千葉県中西部、東京湾に面する市。県庁所在地。中世は千葉氏の城下町として...
ちば【千葉】
姓氏の一。 古代末から中世にかけての関東の豪族。桓武平氏良文の支流。常胤(つねたね)が源頼朝に従って下総(しもうさ)守護となり、その嫡流は代々千葉介と称した。室町時代に勢力が衰え、のち、後北...
ちば‐かがくだいがく【千葉科学大学】
千葉県銚子市にある私立大学。平成16年(2004)に開学した。
ちば‐けいざいだいがく【千葉経済大学】
千葉市にある私立大学。昭和63年(1988)に開学した経済学部の単科大学。