そつ‐じゅ【卒寿】
《「卒」の俗字「卆」が「九」と「十」から成り立っているところから》90歳のこと。また、その祝い。
そつ‐ぜん【卒然/率然】
[ト・タル][文][形動タリ]事が急に起こるさま。だしぬけ。突然。しゅつぜん。「—として姿を消す」
そつ‐ぞく【卒族】
明治初期、軽輩武士に対する身分的呼称。明治5年(1872)世襲であった者を士族、1代限りの者を平民に編入して廃止。卒。
そつ‐どく【卒読】
[名](スル)読みおえること。読了。また、ざっと読むこと。「手紙を—する」「終わりのほうは…駈け足で—した」〈嘉村・業苦〉
そつ‐にゅう【卒乳】
[名](スル)授乳を終えること。子供が成長し、乳を必要としなくなること。期限を決めて行う場合は「断乳」ということもある。離乳。ちばなれ。
そつ‐ろん【卒論】
「卒業論文」の略。
そとうば【卒塔婆】
「そとば(卒塔婆)」に同じ。
そとば【卒塔婆/率塔婆/卒都婆】
《(梵)stūpaの音写。髪の束・頭部の意》 1 仏舎利を安置したり、供養・報恩をしたりするための建造物。インド・中国では土石や塼(せん)を積み、日本では木材を組み合わせてつくる。塔。塔婆。そと...
そとばこまち【卒都婆小町】
謡曲。四番目物。観阿弥作。卒都婆に腰を掛けて高野山の僧にたしなめられた老女小野小町が、狂乱の体となり、百夜通いのありさまを再現する。そとわこまち。 (卒塔婆小町)三島由紀夫の戯曲。をモチー...
そとわこまち【卒都婆小町】
⇒そとばこまち