もこく‐ぼん【模刻本】
模刻した版木で印刷した本。
もじ‐にんしき【文字認識】
紙に印刷された文字や手書きで入力された文字を、コンピューターで扱える文字(文字コード)に変換する機能。代表的な例として光学的に文字を読み取るOCRがある。
もぞう‐し【模造紙】
化学パルプで抄造(しょうぞう)した上質の紙。表面は滑らかで光沢があり、印刷・筆記用紙や包装紙とする。元来は、明治初年に印刷局特製のミツマタを用いた局紙を欧州で亜硫酸パルプを用いて模造したもの。
も‐だま【藻玉】
マメ科の常緑の蔓植物(つるしょくぶつ)。暖地の海岸に自生。葉は羽状複葉で、卵形の小葉が二対ずつつき、葉軸の先は巻きひげとなる。花は小さく、穂状につく。実は平たいさやで、長さ1メートルにもなって垂...
もち‐の‐ふだ【餅の札】
近世、乞食などに年末に祝いの餅を施し、その印として家の門柱に張った札。「弱法師(よろぼふし)わが門ゆるせ—/其角」〈猿蓑〉
もっ‐かつじばん【木活字版】
江戸時代後期、天明・寛政年間ごろから明治初年にかけて、木活字で印刷・刊行された書物の総称。→古活字版
モデリング‐コンパウンド【modeling compound】
弾性がなく、熱可塑性をもつ印象材。カウリ樹脂、硬質ワックス、滑石などを原料とする。インプレッションコンパウンド。
もと‐かぎ【元鍵】
錠前の製造・販売会社が錠とともに提供する純正品の鍵のこと。通常、製造・販売業者の商標が刻印されている。本鍵。→合鍵
もとき‐しょうぞう【本木昌造】
[1824〜1875]江戸末期の日本の活版印刷の創始者。長崎の人。オランダ通詞の家業を継ぎ、航海術・製鉄術も習得。米国人ガンブルに金属活字の鋳造法を学び、のち活版所を開設した。
物(もの)は言(い)いよう
同じことでも言い方によって、よくも悪くも印象が変わる。