ひがい【鰉】
コイ科の淡水魚。全長約15センチ。体は細長く、暗褐色で小黒斑が散在。短い口ひげが一対ある。湖沼・河川の砂礫(されき)底にすみ、二枚貝に産卵する。本州中部以西に分布したが、関東・東北地方にも広がる...
ひき‐おこし【引起】
シソ科の多年草。山地に生え、高さ約1メートル。茎は四角柱、葉は広卵形で対生する。秋、淡紫色の唇形の小花が多数咲く。全草を乾燥したものを延命草といい、健胃薬とする。
ひき‐がえる【蟇蛙/蟾蜍】
無尾目ヒキガエル科の両生類。体長10〜15センチ。ずんぐりし、四肢が比較的短いため跳ねない。背面は暗褐色または黄褐色で大小のいぼがあり、耳腺(じせん)は大きく、敵にあうと白い毒液を出す。動作は緩...
ひとつば‐かえで【一葉楓】
ムクロジ科の落葉高木。本州中部地方の深山に自生。葉は倒卵形で、切れ込みはない。5、6月ごろ、淡黄色の花が小枝の先につく。まるばかえで。
ひと‐はら【一腹】
1 1匹の魚の腹に入っている卵の全体。 2 同じ母親の腹から生まれること。同腹。ひとつばら。「—ノ子供」〈日葡〉
ひな【雛】
[名] 1 卵からかえって最初の羽が生えそろうまでの鳥。また、親からえさをもらっている時期の鳥。ひよこ。ひなどり。「—がかえる」 2 雛人形。ひいな。「お—さま」《季 春》「草の戸も住み替はる...
ひない‐じどり【比内地鳥】
《「比内地鶏」とも書く》秋田県大館地方の地鳥である比内鳥と、米国原産のロードアイランドレッド種との交配種。食肉・卵ともに人気がある。→比内鳥
ひな‐の‐うすつぼ【雛の臼壺】
ゴマノハグサ科の多年草。山地に自生し、葉は長卵形で対生する。夏、暗赤紫色の壺状の花を多数つける。
ひび‐ぬり【罅塗(り)】
漆塗りの技法の一。漆の乾燥過程で卵白を塗り、漆面に細かいひびを浮き出させる塗り方。
ヒマラヤ‐すぎ【ヒマラヤ杉】
マツ科の常緑高木。幹は直立し、枝は横に広がり、樹形は円錐形をなす。樹皮は灰褐色で、割れてはげる。葉は針状。秋に雄花と雌花とをつけ、翌年秋に長卵形の実を結ぶ。ヒマラヤの原産で、日本には明治初期に渡...