あわゆき‐そば【泡雪蕎麦】
泡立てた卵白を加えたそばつゆを注ぎかけた、かけそば。
あわゆき‐たまご【泡雪卵】
泡立てた卵白を煮立ったすまし汁に流し込んだ料理。
あわゆき‐むし【泡雪蒸(し)】
白身魚の切り身に泡立てた卵白をかけて蒸し、だし、または葛餡(くずあん)をかけた料理。
あんそくこう‐の‐き【安息香の木】
エゴノキ科の常緑高木。葉は卵形または楕円形。7月ごろ、白色の花を開く。東南アジアの原産で、安息香をとる。
いい‐ぎり【飯桐】
ヤナギ科の落葉高木。暖地の山中に自生。葉は卵円形で大きく、裏面が白みを帯びる。雌雄異株で、5月ごろ、緑がかった黄色い花をつける。秋、赤い実が総状に垂れ下がる。昔、葉で飯を包んだという。なんてんぎ...
いい‐だこ【飯蛸】
マダコ科のタコ。内海の砂泥底にすみ、全長約30センチ。体表は淡黄褐色で、両眼の間に金色の眼状紋がある。産卵期は冬から春先で、成熟卵は米粒状。食用。《季 春》「—のあはれやあれで果てるげな/来山」
いえ‐か【家蚊】
イエカ属のカの総称。体は太く短く褐色で、ふつう翅(はね)に斑紋がない。卵は舟形の塊で、幼虫(ぼうふら)は尾に長い呼吸管をもつ。人家内で吸血するものはアカイエカなどで、日本脳炎を媒介する。また一般...
いえ‐だに【家蜱】
オオサシダニ科のダニ。体長0.7ミリほどで体は長卵形、脚は四対。家ネズミの寄生虫であるが、人に移行し、吸血後は白色から赤黒い色になる。《季 夏》
いかり‐そう【錨草】
メギ科の多年草。山麓(さんろく)の樹林下などに生え、高さ約25センチ。葉は複葉で、小葉は卵形。4月ごろ、錨に似た形の淡紫色の花を数個下向きに開く。茎・葉を強精・強壮薬にする。《季 春》「—生れか...
い‐がい【貽貝】
イガイ科の二枚貝。浅海の岩などに足糸(そくし)で付着して群生。貝殻は長卵形で殻長12センチくらい。外面は黒褐色、内面は真珠色。肉は春に美味。地方名が多く、せとがい・からすがい・しゅうりがい・にた...