まもら・う【守らふ】
[動ハ四]《動詞「まもる」の未然形+上代の反復継続の助動詞「ふ」から》じっと見つめている。見守りつづける。「伊那佐の山の木の間よもい行き—・ひ戦へば」〈記・中・歌謡〉 [動ハ下二] 1 見つ...
みなぎら◦う【漲らふ】
[連語]《動詞「みなぎ(漲)る」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》水が満ちあふれている。「山のまの雪は消(け)ざるを—◦ふ川のそひには萌えにけるかも」〈万・一八四九〉
ミニマル‐ミュージック【minimal music】
1960年代後半に始められ、1970年代に世界的に流行した現代音楽の一作法。短いパターンの反復と漸進的な変化を特徴とする。
みんじ‐しんたく【民事信託】
受託者が、特定の相手から、営利を目的とせず、反復・継続することなく一度だけ引き受ける信託。家族間で財産の管理・移転等を行う家族信託など。→商事信託
めぐら・う【巡らふ/回らふ/廻らふ】
[動ハ四]《動詞「めぐる」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」》 1 巡回する。めぐり歩き続ける。「とのゐたしかに—・ひてさぶらはせ」〈浜松・三〉 2 ためらってさまよう。躊躇(ちゅうちょ)する。「...
もとおろ◦う【回ろふ/廻ろふ】
[連語]《動詞「もとおる」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」の付いた「もとおらふ」の音変化。上代語》「もとおる」に同じ。「大石に這(は)ひ—◦ふ細螺(しただみ)の」〈記・中・歌謡〉
もみた◦う【紅葉たふ/黄葉たふ】
[連語]《動詞「もみつ」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》紅葉している。「百舟の泊(は)つる対馬の浅茅山しぐれの雨に—◦ひにけり」〈万・三六九七〉
もら・う【守らふ】
[動ハ四]《動詞「守(も)る」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」がついて一語化したもの》じっと見つめている。うかがっている。「此の瓜食らふを—・ひ居たり」〈今昔・二八・四〇〉
もん‐よう【文様/紋様】
調度・器物・衣服などの表面に装飾された図形。同じ図柄の反復繰り返しによって構成されるものをいうことが多い。模様。
やま・う【病まふ】
[動ハ四]《動詞「や(病)む」の未然形に反復・継続を表す助動詞「ふ」の付いた語か。あるいは名詞「やまい」の動詞化か》病気にかかっている。わずらう。「鳥狩(とが)りする猟夫(さつを)の弓弦(ゆづる...