メチオニン【methionine】
必須アミノ酸の一。たんぱく質の構成成分の一で、硫黄を含む。生体内の反応でメチル基を供与する働きをもつ。
メラノイジン【melanoidin】
メイラード反応によって生成する褐色の物質。アミノ酸・ペプチド・たんぱく質などが、酵素によらずに糖と結合することで生じる。
メラミン【melamine】
尿素を高圧下でアンモニアと反応させるか、ジシアンジアミドを高圧下で加熱して得られる無色の結晶。熱水に溶ける。メラミン樹脂の原料。分子式C3H6N6
めんえき‐おうとう【免疫応答】
免疫を担当する細胞が外来性および内因性の異物を抗原と認識し、特異的に応答して行われる反応。
めんえき‐かんよう【免疫寛容】
特定の抗原、例えば自己構成成分に対して、免疫反応を示さない状態。免疫トレランス。
めんえき‐きおく【免疫記憶】
免疫反応において、一度病原体などの侵入や感染を受けて生じた抗体が保持され、二度目以降に同じ抗原に対して強い免疫応答を示すこと。従来、免疫記憶は獲得免疫のみに存在するとされていたが、自然免疫の一部...
めんえきグロブリン‐イー【免疫グロブリンE】
免疫グロブリンの一。分子量約19万〜20万。糖の含有量が多い。気管支喘息(ぜんそく)、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症などのアレルギー反応に密接に関与することが知られ、特定のアレルゲン...
めんえきげん‐せい【免疫原性】
抗原の、免疫反応を引き起こす性質。
めんえき‐さいぼう【免疫細胞】
抗原を認識し、特異的に反応する能力をもち、免疫に関与する細胞の総称。リンパ球(T細胞・B細胞・NK細胞・形質細胞)、マクロファージ、樹状細胞など。免疫担当細胞。
めんえき‐せんしょく【免疫染色】
抗体が特定の抗原を認識して反応する特異性を利用し、抗原を可視化する手法の総称。抗体に放射性同位体や蛍光色素を標識として結合させ、抗原抗体反応を調べる方法が知られる。抗体染色。