ひかりとかぜとゆめ【光と風と夢】
中島敦の中編小説、および同作を表題作とする小説集。昭和17年(1942)、「文学界」誌に掲載され、第15回芥川賞候補作となる。作品集は同年の刊行で、ほかに「山月記」「斗南先生」などの作品を収める。
ひさご
江戸中期の俳諧集。1冊。浜田珍碩(はまだちんせき)編。元禄3年(1690)刊。芭蕉とその門人の連句を収める。俳諧七部集の一。
ひゃくしぜんしょ【百子全書】
中国、清代の叢書。1875年(光緒元年)刊。儒家・兵家・法家・農家など諸子百家の書を収める。子書百家。
ひれんきるべし【悲恋斬るべし】
滝沢美恵子の短編時代小説集。平成7年(1995)刊行。「乙女椿」「夏嵐」「白芙蓉」など全6作を収める。
びう【眉雨】
古井由吉の短編小説、および同作を表題作とする小説集。小説集は、昭和61年(1986)刊行で、ほかに「中山坂」「踊り場参り」などの作品を収める。
びょうかんろく【病間録】
綱島梁川(つなしまりょうせん)の評論集。明治38年(1905)刊。自らの宗教体験を告白した「予が見神の実験」などを収める。
ピー‐エヌ‐ディー【PND】
《portable/personal navigation device》小型・軽量で携帯型のカーナビゲーションシステムの総称。液晶などの表示画面、地図情報を収めるメモリー、GPS機能を搭載して...
ふうしゃごやだより【風車小屋便り】
《原題、(フランス)Lettres de mon moulin》ドーデの短編小説集。1969年刊。プロバンス地方を舞台とする物語集で、のちに戯曲にも脚色された「アルルの女」などを収める。
ふうらいろくぶしゅう【風来六部集】
江戸後期の狂文集。2巻。風来山人(平賀源内)作。安永9年(1780)刊。既刊の「放屁論」など6部を収める。
ふく‐こう【腹腔】
腹部の内腔。内部に肝臓・胃・腸・脾臓(ひぞう)などを収める。ふくくう。