ミオシン【myosin】
筋肉の筋原線維を構成する主要たんぱく質の一つで分子モーターの一種。分子が糸状につながった形(ミオシンフィラメント)で存在。分子の一部が酵素として働いてATP(アデノシン三燐酸(りんさん))を分解...
みゃくどう‐へんこうせい【脈動変光星】
恒星自身が規則的に膨張と収縮を繰り返すために、明るさが変化する星。脈動星。→変光星
みゃく‐はく【脈拍/脈搏】
心臓が規則的に収縮して血液が押し出されるたびに動脈に伝わる周期的な運動。体表面近くを走る動脈、特に手首の親指側を走る橈骨(とうこつ)動脈に指で触れて知ることができ、成人で1分間60〜100拍。脈。
メラトニン【melatonin】
松果体(しょうかたい)から分泌されるホルモン。メラニン色素細胞の収縮、生殖腺の発達抑制の作用がある。また、人においては通常夜に分泌量が多くなり、睡眠を促進する作用があると考えられている。
もうまく‐れっこう【網膜裂孔】
加齢による硝子体の収縮、網膜の萎縮、外傷などにより網膜に穴が開いた状態。放置すると網膜剝離に進行するおそれがある。
もうようたい‐きん【毛様体筋】
眼球の毛様体にあり、水晶体の調節に関与する平滑筋。内眼筋の一つ。副交感神経の支配を受け、この筋が収縮すると毛様体小帯が緩み、水晶体の厚みが増して近くにピントが合う。弛緩(しかん)すると水晶体が薄...
やせ‐め【痩せ目】
素地(きじ)の木質を乾燥・収縮させて木目の部分を高く残し、凹凸を表した漆器。木痩(きやせ)。
リセッション【recession】
景気後退。景気循環の一局面で、景気が拡張過程の終局点である景気の山から反転して緩やかな収縮過程に入りながら、景気の谷が浅くて不況にまでは至らないような現象。
りつもう‐きん【立毛筋】
皮膚の毛包から真皮へ斜めに走る平滑筋。寒さなどの刺激によって収縮すると毛が立ち、鳥肌となる。起毛筋(きもうきん)。
レイノー‐びょう【レイノー病】
寒冷などにより手足の小動脈が発作的に収縮し、蒼白・チアノーゼ・発赤・冷感・痛み・蟻走感(ぎそうかん)などの現象が起こる病気。1862年にフランスの医師レイノー(M.Raynaud)が報告。