あみ【網】
1 糸・縄・針金などを方形・ひし形に目を透かして編んで作ったもの。魚や鳥などを捕らえる道具や焼き網、囲い、建具などに用いる。 2 捕らえたり、取り締まったりするために張りめぐらしたもの。「捜査の...
あみ‐ジュバン【網ジュバン】
1 綿糸・麻糸で亀甲(きっこう)形に編み上げた汗取り用のジュバン。 2 歌舞伎衣装の一。黒糸を編んで筒袖に仕立てたもので、鎖帷子(くさりかたびら)を表す。武士・盗賊に用いる。
あみ‐ど【網戸】
虫を侵入させずに涼をとるために窓や出入り口に取り付ける、網を張った戸。《季 夏》
アムステルダム‐の‐ディフェンスライン
《Defence Line of Amsterdam》アムステルダムを取り囲む防衛施設。市街を取り囲む半径15〜20キロメートルの環状の堤防を築き(総延長約135キロメートル)、そこに45の要塞...
あめつち‐の‐ふくろ【天地の袋】
女子が、新年に幸福を多く取り入れるようにと上下を縫い合わせて作る祝いの袋。春袋(はるぶくろ)。天地(てんち)袋。「—の数し多かれば」〈一条大納言家歌合〉
雨(あめ)の宮(みや)風(かぜ)の宮(みや)
《「雨の宮」「風の宮」は伊勢神宮の末社。伊勢参りの案内人が多くの末社にやたらに賽銭(さいせん)を出させるところから》出費の多いこと。また、出費がかさむ原因となる取り巻き連中のこと。「—どもを大勢...
あや‐いと【綾糸】
1 綾取り遊びに使う糸。 2 美しいいろどりの糸。 3 「綜糸(あぜいと)」に同じ。
あやつ・る【操る】
[動ラ五(四)] 1 物を動かして使う。操作する。「櫓(ろ)を—・る」「人形を—・る」 2 うまく取り扱う。巧みに使いこなす。「楽器を—・る」「三か国語を—・る」 3 意のままに人を動かす。特に...
あや‐とり【綾取り】
1 長さ50〜60センチの糸を輪にし、両手首や指に掛け、橋・川などの形を作りながら糸を掛け替えていく遊び。糸取り。《季 冬》 2 竹に綱をつけ、投げ上げては受け止める曲芸。また、その芸人。
あやま・つ【過つ/誤つ】
[動タ五(四)] 1 やりそこなう。しくじる。「ねらいを—・たず射る」 2 (「あやまって」の形で)うっかりしてよくないことをしでかす。過失を犯す。「—・って相手にけがを負わせた」 3 悪事を働...