口(くち)なお乳臭(ちちくさ)し
《「漢書」高帝紀から》年が若くて経験の足りないさまをいう言葉。口なお乳臭(にゅうしゅう)。
くち‐なぐさみ【口慰み】
1 退屈しのぎに、話をしたり詩歌を口ずさんだりすること。〈和英語林集成〉 2 退屈しのぎに間食をすること。
くち‐なし【口無し】
ものを言わないこと。また、その人。和歌で、多く梔子(くちなし)に掛けて使う。「山吹の花色衣ぬしや誰問へど答へず—にして」〈古今・雑体〉
くち‐なめずり【口舐めずり】
[名](スル)おいしいものを食べようとするときや食べた後に、舌で唇のあたりをなめること。転じて、ねらった相手や獲物を待ちかまえているようす。舌なめずり。
くち‐ならし【口慣らし/口馴らし】
[名](スル) 1 すらすらと言えるようになるまで、繰り返し練習すること。「何回も読み上げて—をする」 2 飲食物の味を舌になじませること。「—におかゆを食べる」
くち‐な・れる【口慣れる/口馴れる】
[動ラ下一][文]くちな・る[ラ下二] 1 言いなれる。「—・れた調子で話す」 2 食物の味が口に合うようになる。「赴任先の食べ物にようやく—・れてきた」
くち‐なわ【口縄】
⇒口取り縄
口(くち)に合(あ)・う
飲食物の味が好みに合う。「お—・えばよろしいのですが」
口(くち)に◦する
1 口に入れる。飲み食いする。また、口にくわえる。「朝から何も—◦していない」 2 言葉に出して言う。話す。「—◦するのも不愉快な話」
口(くち)に税(ぜい)は掛(か)からない
《どんな発言にも税金は掛からないところから》身勝手な発言をするたとえ。