こ‐いん【古韻】
中国、周・漢時代ごろの漢字の韻。
こ‐えき【古駅/故駅】
昔の街道筋にあった宿場。ふるくからの宿駅。「—蕭々たる面影を残す小田原の街を過ぎて」〈荷風・地獄の花〉
こ‐えん【古園】
古い庭園。時代を経た庭園。
こおう‐こんらい【古往今来】
[副]昔から今に至るまで。古今。古来。
こ‐おうみ【古近江】
三味線製作者の石村近江家の作になる三味線のうち、特に古いもの。ふつう5世までの作品をさし、名器として珍重される。
こ‐おん【古音】
呉音が伝わる以前に日本に伝来していた漢字音。「意」を「お」、「止」を「と」と読むなど、古い万葉仮名の中などにみられ、中国の周・漢・魏などの時代の音の残存したものと考えられる。
こ‐か【古家】
古い家。古びた家。
こ‐か【古歌】
古いうた。昔の人の作った和歌。
コカ【coca】
コカノキ科の低木。高さ2〜3メートル。葉は長円形。雌雄異株。初夏、黄緑色の小花をつける。葉からコカインをとり、麻酔薬にする。ボリビア・ペルーの原産で、熱帯地方で栽培される。コカの木。 [補説]「...
こ‐かい【古怪】
[名・形動]奇異なこと。ふしぎなこと。また、そのさま。「大勢の奴隷に担がれた—な輦台(れんだい)」〈三島・仮面の告白〉