とう‐く【頭句】
歌の冒頭部分の句。短歌では第1句、または第3句までをいう。
とうく‐ほう【倒句法】
倒句を用いる修辞法。倒置法。
とう‐げん【套言】
言いふるされた言葉。きまり文句。常套語。套語。
とうこう【凍港】
山口誓子の第1句集。昭和7年(1932)刊行。
とうごくしょう【東国抄】
金子兜太の第13句集。平成7〜12年(1995〜2000)にかけての作品を収録する。平成13年(2001)刊。第36回蛇笏賞受賞。
とう‐ざ【当座】
1 物事に直面した、すぐその場。即座。「—の知恵」 2 さしあたっての、その場。目下のところ。「借金で—をしのぐ」「—の間に合わせ」 3 しばらくの間。一時。「上京した—は苦しかった」 4 「当...
とう‐し【唐詩】
1 中国、唐代の詩。絶句・律詩などの近体詩が完成され、李白・杜甫らのすぐれた詩人が多い。 2 一般に、中国古典詩のこと。からうた。
とうしいってき【骰子一擲】
《原題、(フランス)Un Coup de dés》マラルメの詩。1897年、雑誌「コスモポリス」に掲載されたものが初出。著者の遺作で、決定稿が単行本化されたのは没後の1914年。異なる大きさや書...
とうせいしゅう【冬青集】
大野林火の句集。昭和15年(1940)刊行。
とう‐てん【読点】
文の意味の切れ目を示したり、文を読みやすくしたりするために、文中に施す記号。普通は「、」を使う。点。→句点