し‐れい【使令】
[名](スル) 1 指図して使うこと。「吾輩こそ、これ等を降伏し—するの主人なれ」〈中村訳・西国立志編〉 2 使われる人。召し使い。
せん‐ど【賤奴】
召し使い。しもべ。奴隷。
たろう‐かじゃ【太郎冠者】
狂言の役柄の一。大名・主に対する従者・召し使いとして登場する人物。主人より主要な役回りに立つことも多い。
つかい【使い/遣い】
1 (使い) ㋐人の用事を足すために、目的の場所へ行くこと。また、その人。「母親の—で出かける」「お—に行く」 ㋑身分の高い人などが、用事を持たせて差し向ける人。使者。「—を立てる」「国王の—」...
つかい‐びと【使ひ人】
1 召し使い。使用人。「此の君をわがむすめどもの—になしてしがな」〈源・蓬生〉 2 めかけ。側女(そばめ)。「妻(め)もまうけず、—もつかはぬ人あり」〈宇津保・藤原の君〉 3 使者。「波路は御—...
つかい‐やっこ【使い奴】
使い走りをする者。召し使い。下僕。
つぶね【奴】
1 しもべ。召し使い。「恩愛の—となりて」〈沙石集・四〉 2 仕えること。奉仕。「朝夕の—もことにまめやかに」〈読・雨月・吉備津の釜〉
どう‐じ【童子/童児】
1 幼い少年。子供。わらわ。「三歳の—でもわかる話だ」 2 貴人の身のまわりの世話をする、召し使いの少年。 3 《(梵)Kumāraの訳》 ㋐仏の王子、すなわち菩薩(ぼさつ)のこと。 ㋑仏・菩薩...
どろぼうかささぎ【泥棒かささぎ】
《原題、(イタリア)La gazza ladra》ロッシーニのイタリア語によるオペラ。1817年初演。盗みの罪を着せられた召し使いの少女が処刑されそうになったが、いたずら好きのかささぎが真犯人で...
はした‐わらわ【端童】
子供の召し使い。「このあこ君といふ—しておこせたり」〈落窪・一〉