し‐し【紫史】
《紫式部が書いた書物の意》源氏物語のこと。
し‐し【詩史】
1 詩の歴史。「明治大正—」 2 史実や人物の伝記などを詩の形式でつづったもの。
しぜん‐し【自然史】
1 人類発生以前の自然界、または人間以外の自然界の発展の歴史。自然界を人間の存在に関係あるものとして、歴史的な意味を与える考え方による概念。 2 マルクス主義で、自然を弁証法的に発展するものとし...
しちょうをちゅうしんとせるえいぶんがくし【思潮を中心とせる英文学史】
⇒イギリス文学史
しなきんせいぎきょくし【支那近世戯曲史】
青木正児による中国演劇の研究書。昭和5年(1930)刊行。
しなぶんがくしそうし【支那文学思想史】
青木正児による中国文学・思想論。昭和18年(1943)刊行。
しのじかくのれきし【詩の自覚の歴史】
山本健吉による文芸評論。古代日本人の、詩の表現の歴史を論じる。昭和36年(1961)新潮社版刊行。昭和54年(1979)2月、「詩の自覚の歴史 遠き世の詩人(うたびと)たち」の題で筑摩書房版刊行...
しゃかい‐し【社会史】
歴史研究の一分野。従来の歴史学に対して、人間をとりまく生態系や環境を含むすべての日常生活を把握するために、自然科学・人類学・民俗学・人文地理学など隣接諸科学の方法・視点・成果を多面的にとりいれ、...
しゃ‐し【社史】
その会社の歴史。また、それを記したもの。「—を編纂(へんさん)する」
しゅうきょう‐し【宗教史】
宗教現象の歴史的展開を研究する学問。各宗教の歴史を扱う特殊宗教史と、それらの相互連関から一般的因果律を求める一般宗教史とがある。