しほうしけん‐よびしけん【司法試験予備試験】
司法試験の受験資格を判定するために法務省が行う試験。受験資格や受験回数の制限はなく、だれでも何度でも受験できる。平成23年(2011)から実施。予備試験。 [補説]法科大学院修了者と同等の学識・...
しほう‐しゅうしゅう【司法修習】
司法試験の合格者が受ける研修。裁判所・検察庁・弁護士会での実務修習、進路に応じた選択型実務修習、司法研修所での集合修習がある。期間は1年間。最後に司法修習生考試が行われ、合格すると、判事補・検事...
しほう‐しゅうしゅうせい【司法修習生】
司法試験に合格し、裁判官・検察官・弁護士となるため、最高裁判所から命じられて司法研修所・裁判所・検察庁・弁護士会で法律実務を修習中の者。
しほう‐しょう【司法省】
1 明治4年(1871)に設置され、司法に関する行政事務を統轄した中央官庁。昭和22年(1947)廃止。法務省の前身。 2 《department of justiceなどの訳語》外国の中央政府...
しほう‐しょうきょくしゅぎ【司法消極主義】
裁判所が、立法府や行政府の判断を尊重し、違憲性が明白でない限り違憲審査を行わないこと。→司法積極主義
しほう‐しょし【司法書士】
他人の嘱託を受けて、登記・供託・訴訟などに関し、裁判所・検察庁・法務局・地方法務局に提出する書類の作成を職業とする者。もと、代書人と称した。→行政書士 →認定司法書士制度
しほうせいどかいかく‐しんぎかい【司法制度改革審議会】
司法制度の改革・基盤整備に関する基本的施策について調査・審議する目的で、平成11年(1999)7月から平成13年(2001)7月まで内閣に設置された審議会。裁判員制度の導入、法科大学院・知的財産...
しほう‐せっきょくしゅぎ【司法積極主義】
裁判所が、立法府や行政府の判断の憲法適合性を積極的に審査し、憲法判断を下すこと。→司法消極主義
しほう‐つうやく【司法通訳】
刑事事件の捜査や公判、民事事件の訴訟や調停など、司法に関わるさまざまな場面で、日本語が話せない外国人等のために通訳を行うこと。また、それを行う人。→法廷通訳
しほう‐とりひき【司法取引】
刑事事件で、被告人側と検察官が交渉し、事件の処理について合意する制度。被告人が、容疑の一部や軽い罪を認めて有罪の答弁をしたり、捜査に協力したりする見返りに、訴因を減らしたり、求刑を軽くしたりする...