くう‐う【空有】
仏語。空と有。事物の実体はあると肯定する立場と、実体はないと否定する立場。
くされ【腐れ】
[名] 1 腐ること。また、腐ったもの。「—が出る」 2 気持ちがめいること。「気の—」 3 月経。「藪入りは—を抜いて願ふなり」〈柳多留・四〉
[感]《もしこれが偽りなら口が腐ってもよいの...
糞(くそ)食(く)らえ
相手の行為や言葉に対してののしり返す言葉。糞を食らえ。 [補説]そのものの価値を認めず、強く否定する意でも用いられる。「こんな規則は—だ」
くるし・い【苦しい】
[形][文]くる・し[シク] 1 痛みや圧迫感で、肉体的にがまんができない。「激しいせきこみで息が—・い」「満員の乗客に押されて胸が—・い」 2 悩み・せつなさ・悲しさ・後悔などで、心が痛んでつ...
ぐうぞう‐すうはい【偶像崇拝】
絵画・彫刻・自然物などの可視的対象物を信仰の対象として崇拝・礼拝すること。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教などでは厳しく否定される。偶像礼拝。
ぐうぞう‐はかい【偶像破壊】
1 キリスト教で、キリスト・聖母・殉教者などの聖画像を破壊することによって、偶像崇拝の風を排斥しようとする運動。アイコノクラズム。 2 伝統的な権威・因習などを否定し、打破すること。
けいしき‐しゅぎ【形式主義】
1 内容よりも形式を重んずる考え方。 2 カントのように、認識の普遍妥当性を認識形式に関して吟味する立場。道徳に関しては、その根拠を実践理性の純粋形式的法則とする。 3 美学で、感覚的要素の意義...
けん【顕】
1 あきらかであること。また、あらわれること。「—にして晦、肯定にして否定」〈芥川・侏儒の言葉〉 2 「顕教(けんぎょう)」の略。
げん‐か【言下】
言葉の終わるか終わらないかに、すぐ。言いおわった直後。「—に否定する」
げんだいフランスのきげん【現代フランスの起源】
《原題、(フランス)Les Origines de la France contemporaine》テーヌの評論集。1876年から著者没後の1894年にかけて、11巻を刊行。未完。パリコミューン...