おし‐あじ【押(し)味】
日本酒が、後味にまでしっかりと余韻が残るような味わいであること。
おふくろ‐の‐あじ【御袋の味】
子供のころに母親が作ってくれた料理。また一般に、家庭料理のこと。
かい‐み【快味】
気持ちのよい感じ。ここちよさ。「彼女の美貌を破壊し去ることに一層の—を覚えた」〈谷崎・春琴抄〉
かい‐み【怪味】
四川料理のソースの一。砂糖・酢・醤油に芝麻醤や豆板醤・花椒などを加えて作る。五味に香りやしびれる辛さを加えた複雑な味で、鶏料理などに用いる。ガイウェイ。
かき‐あじ【書(き)味】
筆記用具の書くときの感じ。ペン先などの滑りぐあい。「—のよい万年筆」
かくし‐あじ【隠し味】
料理の味を引き立てるために、少量の酒・塩・醤油などの調味料を加えること。また、その調味料。
かこくふうみ【華国風味】
中国文学者、青木正児による随筆集。中国の食文化をテーマとする。昭和24年(1949)刊行。
かぜ‐ぎみ【風邪気味/風気味】
風邪をひいたようすであること。かぜけ。かざけ。
かち‐み【勝(ち)味】
勝てる見込み。勝つ可能性。勝ち目。「—が薄い」
かな‐あじ【金味/鉄味】
1 鉄の品質。 2 刃物の切れ味。「さほど不心掛けでは、太刀先の—もおぼつかなし」〈浄・浦島年代記〉