とくべつ‐こうこく【特別抗告】
訴訟法上、通常の不服申し立てのできない決定・命令に対し、憲法違反を理由として最高裁判所に対して行う抗告。刑事訴訟では判例違反も理由とすることができる。
とく‐めい【特命】
特別の命令・任命。「—を帯びる」
とくめいたんとう‐だいじん【特命担当大臣】
内閣府設置法に基づき、内閣総理大臣が任命する国務大臣。総理大臣を助け、総理大臣の命令によって法定の事務や政権の緊急課題(特命)を担当する。平成13年(2001)法制化。「内閣府特命担当大臣(金融...
と・ける【解ける】
[動カ下一][文]と・く[カ下二] 1 結んであったものが、自然とはなれたりゆるんだりする。ほどける。「帯が—・ける」「靴ひもが—・ける」 2 束縛から解放されて自由になる。命令や規制などが解除...
と‐こそ
[連語]《格助詞「と」+係助詞「こそ」》 1 「と」の意を強調する。「おいらかに鬼—向ひゐたらめ」〈源・帚木〉 2 (命令形に付いて)命令の意を強調する。→とぞ「いかに罪人、急げ—」〈虎明狂・瓜盗人〉
とって
《助詞「とて」の促音添加。近世語》 [格助]句または文を受けて、引用を表す。…と言って。…と思って。「年玉にいい—、おらが所ぢゃあ、いかいこと買ったよ」〈滑・浮世風呂・二〉
[接助]活用語の...
とりたて‐めいれい【取立命令】
差し押さえの対象となった債権を、差し押さえ債権者みずからに取り立てる権限を付与する執行裁判所の命令。昭和54年(1979)に民事執行法が制定されて廃止。現在では、金銭債権の取り立ては命令なしでできる。
どうじ‐マルチスレッディング【同時マルチスレッディング】
《simultaneous multithreading》マイクロプロセッサーの高速化技術の一。処理の空き時間を利用して、複数の命令を疑似的に同時に実行し、プロセッサーの利用効率を高めている。米...
どう‐せ
[副]《副詞「どう」+動詞「す」の命令形「せよ」の音変化から》 1 経過がどうであろうと、結果は明らかだと認める気持ちを表す語。いずれにせよ。結局は。「—勝つんだ、気楽にやろう」「—やるなら、は...
どうなり‐と
[副]どのようにでも。どうとも。多く命令文で用いる。「—自分の思うようにするがいい」