よ‐の‐かぎり【世の限り】
1 命のあるかぎり。死ぬまで。一生涯。「立ちしなふ君が姿を忘れずは—にや恋ひ渡りなむ」〈万・四四四一〉 2 この世の終わり。臨終。「独りの母親こがれて、—と知らせて」〈浮・男色大鑑・六〉
よ‐の‐ことごと【世の悉/世の尽】
命あるかぎり。世のかぎり。「妹(いも)は忘れじ—に」〈記・上・歌謡〉
世(よ)は回(まわ)り持(も)ち
貴賤貧富の運命は、かわるがわる誰にも巡ってくるものだ。天下は回り持ち。
よび‐ごえ【呼(び)声】
《古くは「よびこえ」》 1 呼ぶ声。呼びたてる声。「金魚売りの—」 2 人選・任命などについての評判。名声。 3 名前。呼び名。「うかとした—はいやでござある」〈咄・醒睡笑・二〉
よびだし‐じょう【呼(び)出し状】
1 人を呼び出すための文書。 2 民事訴訟で、当事者や証人などに期日を告知して出頭を命じる旨を記載した書面。
よ‐めい【余命】
残りの命。これから先残っている命。「—いくばくもない」
よるになるまえに【夜になる前に】
《原題、(スペイン)Antes que anochezca》アレナスの自伝。同性愛者としてカストロ政権下で迫害を受け、米国に亡命するもエイズを発病、マイノリティーとして苦悩する自身の人生を描く。...
よ‐れい【余齢】
これから先、生きられる年齢の数。余命。余生。
世(よ)を知(し)・る
1 世情に通じる。また、男女の情を理解する。「命あらばいかさまにせむ—・らぬ虫だに秋は鳴きにこそ鳴け」〈千載・秋中〉 2 国を治める。世の中を統治する。「—・り給はむにもいとめでたき御心もちゐを...
ヨークタウン【Yorktown】
米国バージニア州南東部の町。リッチモンドの南東約90キロメートル、ヨーク川河口部に位置し、良港に恵まれる。英国が北アメリカに建設した最古の開拓地の一つ。独立革命末期のヨークタウンの戦いで知られ、...