わおん‐りょうほう【和温療法】
心不全・閉塞性動脈硬化症などに効果があるとされる、温熱療法の一種。セ氏60度の低温サウナで全身を均等に保温し、深部体温を約1.0〜1.2度上昇させた後、30分間安静にしながら保温する。鹿児島大学...
わ‐か【和歌/倭歌】
1 漢詩に対して、上代から行われた日本固有の詩歌。五音と七音を基調とする長歌・短歌・旋頭歌(せどうか)・片歌(かたうた)などの総称。平安時代以降は主に短歌をさすようになった。やまとうた。 2 《...
わ‐かい【和解】
[名](スル) 1 争っていたもの、反発しあっていたものが仲直りすること。「対立する二派が—する」 2 民事上の紛争で、当事者が互いに譲歩して争いをやめること。契約によるものと、裁判所においてな...
わかい【和解】
志賀直哉の中編小説。大正6年(1917)10月、「黒潮」誌に発表。翌年刊行の作品集「夜の光」に収録。著者自身とその父親との、不和と和解を描いた私小説。
わ‐かい【和諧】
[名](スル) 1 やわらぎととのうこと。調和すること。「厳密なる節奏を弃て—せる言語に一任し」〈菊池大麓訳・修辞及華文〉 2 離婚訴訟で、当事者が婚姻の維持または円満な協議離婚のために仲直りし...
わかいいやし‐ざいだん【和解・癒やし財団】
平成27年(2015)12月に成立した日韓両政府の合意を受けて、韓国政府が元慰安婦の支援を目的に設立した財団。日本政府は合意に基づいて同財団に10億円を拠出した。
わかくほん【和歌九品】
平安中期の歌論書。1巻。藤原公任著。寛弘6年(1009)以後の成立とされる。和歌を九つの品等に分け、それぞれ2首の例歌をあげて優劣を論じたもの。余情を最高としている。
わか‐さんじん【和歌三神】
和歌を守護する3柱の神。普通には、住吉明神・玉津島明神・柿本人麻呂。その他、衣通姫(そとおりひめ)・柿本人麻呂・山部赤人とするなど諸説がある。
わか‐ししき【和歌四式】
四つの歌学書。奈良時代の「歌経(かきょう)標式」と平安時代の「喜撰式」「孫姫(ひこひめ)式」「石見女(いわみのじょ)式」の総称。四家式。
わか‐してんのう【和歌四天王】
和歌にすぐれた四人の称。鎌倉末期から南北朝時代に活躍した二条派の頓阿・慶運・浄弁・兼好。また、江戸時代に京都に住んだ澄月・慈延・小沢蘆庵・伴蒿蹊(ばんこうけい)。