ほてい‐らん【布袋蘭】
ラン科の多年草。高山の針葉樹林下にまれに生える。高さ約10センチ。1本の茎と、1枚の紫色斑のある卵形の葉を出す。5、6月ごろ、紅紫色の花を1個横向きに開く。唇弁は膨らみ、距(きょ)は2裂している...
ほとけ‐の‐ざ【仏の座】
1 春の七草の一。タビラコのこと。《季 新年》 2 シソ科の越年草。路傍に生え、高さ約20センチ。葉は半円形で縁に浅いぎざぎざがあり、2枚が相対してつく。4、5月ごろ、葉の付け根に、筒状唇形の紫...
ぼ
「ほ」の濁音。両唇破裂音の有声子音[b]と母音[o]とから成る音節。[bo]
ぼう‐らん【棒蘭】
ラン科の常緑多年草。樹幹に着生し、高さ10〜40センチ。葉は多肉の棒状。夏、微香のある淡緑色の花が咲き、唇弁は黒褐色を帯びる。紀伊半島以西の暖地に分布。
ぽ
「ほ」の半濁音。両唇破裂音の無声子音[p]と母音[o]とから成る音節。[po]
ぽってり
[副](スル) 1 ふっくらと肥えていて愛らしいさま。「—した娘の膝を叩いて」〈鏡花・婦系図〉 2 厚くふくらんでいるさま。「—(と)した唇」
ま
1 五十音図マ行の第1音。両唇鼻音の有声子音[m]と母音[a]とから成る音節。[ma] 2 平仮名「ま」は「末」の草体から。片仮名「マ」は「万」と「末」との初2画の混合からできたものといわれる。
まつむし‐そう【松虫草/山蘿蔔】
スイカズラ科の多年草。高原の草地に生え、高さ60〜90センチ。羽状に裂けている葉が対生する。8〜10月、紫色の頭状花を開く。周囲の小花は唇状に5裂し、中央のものは筒状。《季 秋》「—霧(き)らひ...
ままこ‐な【飯子菜】
ハマウツボ科の半寄生性の一年草。山地に生え、高さ約50センチ。長卵形の葉が対生する。夏、紅紫色の唇形の花を総状につける。名は、若い種子が米粒に似るからとも、下唇に米粒状の白斑があるからともいう。
み
1 五十音図マ行の第2音。両唇鼻音の有声子音[m]と母音[i]とから成る音節。[mi] 2 平仮名「み」は「美」の草体から。片仮名「ミ」は「三」の全画から。