せけんむねさんよう【世間胸算用】
浮世草子。5巻。井原西鶴作。元禄5年(1692)刊。大みそかを背景に、町人たちの生活の悲喜劇を描いた20話からなる。町人物の代表作。
セビリアのりはつし【セビリアの理髪師】
《原題、(フランス)Le Barbier de Séville》ボーマルシェの戯曲。4幕。1775年初演。アルマビバ伯爵の恋の成就のため、伯爵の昔の従僕で今は理髪師のフィガロが、機知に富んだ活...
そうとういまだしせず【総統いまだ死せず】
福田恆存の戯曲。ヒトラー日本亡命説を主題とする喜劇。昭和45年(1970)、雑誌「別冊文藝春秋」に掲載。同年、浅利慶太の演出により、劇団四季が初演。第3回日本文学大賞受賞。
そがのや【曽我廼家】
日本最初の喜劇の劇団。明治37年(1904)曽我廼家五郎・十郎が創立。大阪を本拠に活動し、大阪俄(にわか)と歌舞伎とを演技の基盤とした。
タルチュフ【(フランス)Le Tartuffe】
モリエールの戯曲。5幕。1664年初演。にせ信者タルチュフの行動を通じ、宗教の偽善を批判・風刺した喜劇。
ちゅうせい‐ぶんがく【中世文学】
中世の文学。 1 鎌倉時代・室町時代に書かれた文学。平安時代の文学様式のほか、新たに軍記物語・連歌・謡曲・狂言・御伽(おとぎ)草子などを成立させ、幽玄・有心(うしん)などの美的理念や文学理論を生...
チュルカレ【(フランス)Turcaret】
ルサージュによる喜劇。1709年発表。
つきのせかい【月の世界】
《原題、(イタリア)Il mondo della luna》ハイドンのイタリア語によるオペラ。全3幕。1777年にハンガリーのエステルハージ宮殿で初演。台本はゴルドーニ。エステルハージ家の伯爵の...
トラジコメディー【tragicomedy】
悲喜劇。
どた‐ばた
[副](スル) 1 騒がしく走り回ったりあばれたりする音や、そのさまを表す語。「子供たちが—(と)はしゃぎ回る」「—してはいけません」 2 あわてふためくさまを表わす語。「朝寝坊して—しながら...