らいごう‐ず【来迎図】
平安中期以降、浄土信仰に基づいて盛んになった仏画。主に、阿弥陀仏が諸菩薩(ぼさつ)を従えて、衆生(しゅじょう)を極楽浄土に迎えるために人間世界に下降するようすを描いたもの。
らくちゅうらくがい‐ず【洛中洛外図】
京都市中とその郊外の名所や風俗を俯瞰(ふかん)するように描いた絵画。室町末期から江戸時代にかけて盛行し、六曲一双の屏風(びょうぶ)絵を主として画巻・画帖(がじょう)などもある。
らしん‐ず【羅針図】
地図や海図に描かれる東西南北の方位を示す図形。東西南北だけでなく、中間の方位を示す8方位、または16方位を示したものもある。コンパスローズ。
ラダー‐ず【ラダー図】
プログラマブルロジックコントローラー(PLC)のシーケンス制御を記述する方式。もとは継電器(リレー)による論理回路の記述に用いられたもので、2本の平行する直線と、その間に渡されるはしご状の線(ラ...
りく‐ず【陸図】
「地形図」に同じ。
りつめん‐ず【立面図】
投影図法で物体を立画面に投影したときに得られる図。物体を正面から見た図。
りゃく‐ず【略図】
要所だけを簡単にかいた図。
りょう‐と【良図】
よいはかりごと。良計。
れいこだんげんず【麗子弾絃図】
洋画家、岸田劉生の絵画。油彩。大正12年(1923)1月の作品。長女麗子の肖像画で、三味線を弾く姿を描く。京都国立近代美術館蔵。
わかんごううん【和漢合運】
江戸時代の数学者、吉田光由の著作「和漢編年合運図」の通称。正保2年(1645)刊行。