こくみん‐せいしん【国民精神】
1 その国民が共通して持っている固有の気質・精神。 2 国民は自己を犠牲にして国家のために尽くすべきであるとする精神。
こくみん‐せんせん【国民戦線】
《(フランス)Front national》 1935年、フランスで人民戦線に対して組織されたファシスト諸団体の共同戦線。国家戦線。 極右活動家ジャン=マリー=ルペンが中心となって1972年...
こくみんちょうよう‐れい【国民徴用令】
国家総動員法により、昭和14年(1939)に公布された勅令。軍需を中心とした重要産業における労働力確保を目的としたもの。昭和20年(1945)廃止。
こくみんのとも【国民之友】
総合雑誌。明治20年(1887)徳富蘇峰(とくとみそほう)が創刊。民友社発行。平民主義を掲げ、進歩的な社会評論を主にしたが、のち国家主義に転じ、明治31年(1898)廃刊。
こく‐む【国務】
1 国家の政務。日本国憲法では国政のうち、立法・司法を除き、内閣の権能に属する事務の総称。 2 国衙(こくが)の政務。また、それを行う人。
こく‐めい【国名】
国の名称。 1 国家の名称。各政府の統治下にある国土の名。 2 日本における、古代から近世までの行政区画の土地の名。→旧国名 [補説]よく使用される国家略称米 アメリカ(亜米利加)英 イギリス(...
こく‐めい【国命】
1 国家の命令。朝命。 2 国家の政治。「新に鎌倉に政府を開くも、北条が陪臣にて—を執るも」〈福沢・文明論之概略〉
こく‐ゆう【国有】
国家が所有すること。
こくゆう‐てつどう【国有鉄道】
国家が所有し経営する鉄道。 「日本国有鉄道」の略。
こくゆう‐りん【国有林】
国家が所有する森林。農林水産省管理の国有林は国有林野法、国立大学法人の演習林は国有財産法の適用を受ける。