くほん‐じょうど【九品浄土】
極楽浄土。往生する者に9種の差異があるところからいい、また浄土にも9種の差異を立てていう。西方浄土。九品安養界。九品の浄刹(じょうせつ)。九品の浄土。くほん。
くりいろ‐ど【栗色土】
温帯の、半乾性草原に発達する土壌。上層は栗色、下層は褐色で柱状構造が発達し、炭酸石灰が集積する。
くろ‐つち【黒土】
1 黒い色の土。腐敗した植物質などを含んだ、耕作に適した土。こくど。くろぼこ。 2 火災にあって焼けた土。やけつち。
けいしょう‐ど【軽鬆土】
1 さらさらした火山灰の土。 2 腐植質の土。けいそうど。
けいそう‐ど【軽鬆土】
⇒けいしょうど(軽鬆土)
けいそう‐ど【珪藻土】
珪藻の遺体が海底や湖沼の底などに沈殿してできた堆積物(たいせきぶつ)。主成分は二酸化珪素。純粋なものは白色、ふつうは淡黄色で、多孔質。断熱材・保温材・吸着剤・研磨剤・濾過(ろか)剤やダイナマイト...
けと‐つち【化土土】
枯れた植物が水底に堆積してできる黒色の泥。養分・水分をよく含むため、盆栽などに用いる。
げんせき‐ど【原積土】
岩石の風化物がもとの岩石の上に堆積(たいせき)して生じた土壌。残積土(ざんせきど)。⇔運積土。
げん‐ど【原土】
もとのままの土。特に、土壌試験のために採集したままの土のことをいう。
げんらい‐えこくど【還来穢国土】
仏語。極楽浄土に往生した人が、衆生を救い、ともに往生するために、この世にまた戻ってくること。