きょうど【郷土】
[共通する意味] ★生まれ育った土地。[英] one's hometown[使い方]〔故郷〕▽故郷を出てから十年になる▽故郷の山河▽故郷に帰る〔郷里〕▽父の郷里は北海道だ▽郷里には母がいる〔ふる...
こくど【国土】
[共通する意味] ★一国の統治権が及ぶ範囲の土地。[英] a country[使い方]〔国土〕▽緑豊かな国土を作る▽国土計画〔邦土〕▽邦土の防衛に関する意識を調査する[使い分け] 「邦土」は、文...
ぜんど【全土】
[共通する意味] ★その国全体。[英] the whole country[使い方]〔全土〕▽台風は日本の全土にわたって影響を及ぼした▽わが軍はすでに全土を支配下に収めている〔全国〕▽全国で一斉...
つち【土】
[共通する意味] ★天に対する地球上の表面。[英] the earth[使い方]〔地〕▽天には愛、地には平和▽天と地がひっくり返るような騒ぎ▽地に足をつけて生きていく〔大地〕▽母なる大地▽大地を...
つち【土】
[共通する意味] ★岩石などが細かい粉末状になったもの。[英] soil[使い方]〔土〕▽よく肥えた土▽土に親しむ〔土壌〕▽土壌を分析する▽土壌学〔土地〕▽土地を耕す[使い分け]【1】「土」が一...
あんらくじょうど【安楽浄土】
仏教で、阿弥陀仏あみだぶつがいるという、苦しみや悩みのまったくない安楽な世界。一般には、すべてに満ち足りていることのたとえ。
おうどうらくど【王道楽土】
公平で思いやりのある政治が行われている平和で楽しいところ。▽「王道」は帝王として踏み行うべき道で、徳をもって、公明正大で公平な政治を行うこと。また、武力や威力によらず、仁徳のある帝王が、道徳によって天下を治めること。「楽土」は安楽な土地・安楽な国のこと。
さいほうじょうど【西方浄土】
人間界から十万億土離れた西のかなたにあるという、煩悩ぼんのうのない世界。安寧あんねいと喜びに満ちた極楽ごくらく。
じゃっこうじょうど【寂光浄土】
仏の住む安寧あんねいで清らかな世界。また、すべての煩悩ぼんのう(成仏のさまたげとなる心の働き)から解放された究極の悟りの境地。
じゅうまんおくど【十万億土】
この世から、阿弥陀仏あみだぶつがいるという極楽浄土に至るまでの間に、無数にあるという仏土。転じて、極楽浄土のこと。非常に離れている意味にも用いられる。▽仏教語。「億」は非常に大きな単位の意で、「十万億土」は非常に多いという意味。