いい‐ぼ【飯粒】
1 めしつぶ。「—して、もつ(=魚ノ名)釣る」〈土佐〉 2 《形がめしつぶに似ているところから》いぼ。〈新撰字鏡〉
イエニチェリ【(トルコ)yeniçeri】
《新しい兵士の意》オスマン帝国の常備歩兵親衛軍団。ヨーロッパ被征服地のキリスト教徒の子弟を徴用し、改宗・訓練して編成したもの。14〜16世紀の征服戦争に武功をたて、帝国の領土的発展に大きく貢献し...
い‐おう【易往】
仏語。阿弥陀仏の救いの働きによって、極楽浄土にたやすく往生できること。
いおう‐いぎょう【易往易行】
仏語。極楽浄土に往生しやすく、またそのための修行もしやすい念仏のこと。浄土教をいう。
いお・る【庵る】
[動ラ四]庵をつくって住む。仮の宿をとる。「筑波峰(つくばね)に—・りて妻なしにわが寝む夜ろははやも明けぬかも」〈常陸風土記〉
いかが‐は【如何は】
[連語] 1 強い疑問を含んだ推量を表す。どんなに…か。「この家にて生まれし女児(をんなご)の、もろともに帰らねば、—悲しき」〈土佐〉 2 反語を表す。どうして…か。「君の仰せ言をば—背くべき」...
いか‐な・り【如何なり】
[動ラ変]《「いかにあり」から》 1 どのようだ。どんなだ。「かかる人々のすゑずゑ—・りけむ」〈源・末摘花〉 2 どういうわけだ。どうしてだ。「女君も—・るらむとおぼす」〈落窪・一〉 3 反語の...
いかり‐いし【碇石】
古代から中世にかけて用いられた石製のいかり。港や海中などから出土し、交易船・軍船の往来を示す証拠となる。
いが‐もの【伊賀者】
1 伊賀の郷士で、土地に伝わる忍びの術に長じた者。伊賀忍者。 2 江戸幕府に仕えた伊賀出身の郷士。また、その集団。初めは間諜(かんちょう)・斥候に従事。のちには大奥の警護・明(あき)屋敷番などの...
いき【域】
[音]イキ(ヰキ)(呉) [学習漢字]6年 1 区切れた一定の土地・場所。「域内/海域・境域・区域・空域・広域・神域・水域・聖域・全域・地域・流域・領域」 2 物事の範囲・程度。「音域・芸域・職...