うけ‐さく【請作】
1 平安中期以降、農民が土地を借りて耕作すること。荘園領主から権利を保証されて土地を耕作し、所定の地子(じし)を納入する義務を負った。 2 江戸時代における小作。下作(したさく)。
うけ‐ち【請地】
1 中世の荘園制で、地頭などが毎年一定額の年貢を請け負って納入する代わりに、支配権の委任を受けた土地。 2 琉球(りゅうきゅう)で、農地の割り替えの対象とならなかった土地。
うけとり‐ぶしん【請取普請】
《「うけとりふしん」とも》請負でする土木・建築関係の仕事。また、その請負人。「—の日用頭(ひようがしら)に、ふるなの忠六といふ男」〈浮・胸算用・三〉
ウコク‐こうげん【ウコク高原】
《Ukok/Укок》ロシア連邦南部、アルタイ共和国のアルタイ山脈にあるステップの高原。ユキヒョウ、ソウゲンワシ、ナベコウなどの野生生物の生息地として知られる。また、永久凍土帯では紀元前6世紀か...
うし‐の‐ひ【丑の日】
十二支の丑にあたる日。特に夏の土用の丑の日と寒中の丑の日をいう。夏の土用の丑の日には、鰻(うなぎ)のかば焼きを食べ、灸(きゅう)を据え、寒中の丑の日には、丑紅を買う風習がある。
うし‐ゆ【丑湯】
夏の土用の丑の日に、薬草などを入れた湯に入ること。また、その湯。病気をしないまじないとされる。《季 夏》
うじ‐がみ【氏神】
1 神として祭られた氏族の先祖。藤原氏の天児屋命(あまのこやねのみこと)、斎部(いんべ)氏の天太玉命(あまのふとだまのみこと)など。 2 その氏族にゆかりのある神。また、その神を祭った神社。平氏...
うじ‐こ【氏子】
1 祖神である氏神の子孫。氏の子。氏人。 2 産土神(うぶすながみ)の鎮守する土地に住んでいて、その守護を受け、それを祭る人々。
うじ‐ち【氏地】
氏神の鎮守する土地。
うすかわ‐まんじゅう【薄皮饅頭】
黒砂糖を入れて作った薄い皮で、こしあんを包んだ饅頭。福島県郡山(こおりやま)の郷土菓子。