おろ・す【下ろす／降ろす】
［動サ五（四）］ １ 上から下に移動させる。 ㋐高い所から低い方へ移す。「屋根の雪を—・す」「腰を—・す」⇔上げる。 ㋑操作によって物がおりた状態にする。下に垂らす。「ブラインドを—・す」⇔上げ...
おんな‐ぐるま【女車】
宮中の女房などが乗る牛車(ぎっしゃ)。男性用より少し小さく、簾(すだれ)の下から下簾を出して垂らす。「よろしき—の、いたう乗りこぼれたるより」〈源・葵〉
かき‐た・る【掻き垂る】
［動ラ四］垂れる。「手肱(たなひぢ)に水沫(みなわ)—・り」〈祝詞・祈年祭〉 
［動ラ下二］ １ 櫛(くし)でけずって髪を垂らす。「ま櫛もちここに—・れ」〈万・三七九一〉 ２ 雨や雪が激しく降...
か・ける【掛ける／懸ける】
［動カ下一］［文］か・く［カ下二］ １ ㋐高い所からぶらさげる。上から下にさげる。垂らす。「すだれを—・ける」「バッグを肩に—・ける」 ㋑目につくように高い所に掲げる。「看板を—・ける」「獄門に...
かずら‐おび【鬘帯】
能の装束で、幅3センチ、長さ2メートルくらいの装飾的な帯。鉢巻きのように、鬘の上から締めて、後ろで結んで垂らす。女役の扮装に用いる。鬘鉢巻。かつらおび。
かた‐びら【帷子】
《袷(あわせ)の片枚(かたひら)の意》 １ 裏をつけない衣服の総称。ひとえもの。 ２ 生絹(すずし)や麻布で仕立てた、夏に着るひとえの着物。《季 夏》「青空のやうな—きたりけり／一茶」 ３ 経帷...
かべ‐しろ【壁代】
１ 宮殿などで、母屋(もや)と庇(ひさし)との間を隔てるため、壁の代わりに長押(なげし)から御簾(みす)の内側に垂らす絹・綾などのとばり。 ２ ⇒壁下地(かべしたじ)
かみ‐あげ【髪上げ】
１ 髪を結い上げること。 ２ 古代・中世、貴族の娘が12、3歳ころに行った成人式。かぶろにしていた髪を束ねて後ろに垂らす。ふつう裳着(もぎ)と同時に行った。「よき程なる人になりぬれば、—などさう...
ガイド‐ロープ【guide rope】
１ 気球・飛行船の機体から地面に垂らすロープ。高度の調整を行うためのもの。誘導索。 ２ ⇒テザー2
きり‐さ・げる【切（り）下げる】
［動ガ下一］［文］きりさ・ぐ［ガ下二］ １ 上から下へと切る。切り下ろす。「肩先から—・げる」 ２ 切って垂らす。「額に—・げた髪」 ３ 物価や貨幣価値を低くする。引き下げる。「為替レートを—・...
