ね‐いし【根石】
1 石垣などでいちばん下に積む礎石。 2 建物の地盤に接する部分の石積み。
ね‐ごめ【根込め】
根のついたままであること。根ぐるみ。根ごと。「垣ごしに散りくる花を見るよりは—に風の吹きもこさなむ」〈後撰・春下〉
ねずみ‐もち【鼠黐】
モクセイ科の常緑低木。暖地に自生。葉は楕円形でつやがあり、モチノキに似る。夏、白色の小花を円錐状に密につけ、果実は楕円形で黒紫色に熟し、ネズミの糞(ふん)に似る。生垣に使われ、剪定(せんてい)に...
のぞき‐がき【覗き垣】
葭(よし)または萩(はぎ)を用いて編み、中央の部分にすかしを設けた垣。
のづら‐づみ【野面積み】
石垣の積み方の一。自然石を加工しないで積み上げるもの。
のり‐こ・す【乗(り)越す】
[動サ五(四)] 1 列車などに乗車したまま下車する予定の場所より先へ行ってしまう。「居眠りして—・す」 2 物の上を越して進む。のりこえる。「垣根を—・す」 3 乗り物に乗って追い越す。「前夜...
はじかみ【薑/椒】
1 (薑)ショウガの別名。《季 秋》 2 (椒)サンショウの古名。「久米の子等が垣下に植ゑし—口ひびく」〈記・中・歌謡〉
はな‐がき【花垣】
花の咲く木でつくった生け垣。
はな‐ぐわし【花細し】
[枕]花が美しい意から、「桜」や「葦」に掛かる。「—葦垣越しに」〈万・二五六五〉
はら‐じょう【原城】
長崎県南島原市にあった城。領主有馬貴純(たかずみ)が明応5年(1496)に築城。元和2年(1616)松倉重政が入城するが、島原城の築城にともない廃城とされた。寛永14年(1637)に起こった島原...