り‐か【籬下】
垣根のそば。低い位置にあることのたとえ。「前人の—に立ちて」〈漱石・草枕〉
りっし‐しゃ【立志社】
明治7年(1874)板垣退助らを中心に高知県で結成された政治結社。当初は士族救済を目的としたが、のち、民選議院設立運動など民権運動の中核的存在となった。
りゃくれき【略歴】
石垣りんの第三詩集。昭和54年(1979)刊行。同年、第4回地球賞受賞。
りょくし‐りつ【緑視率】
ある場所の、視界に占める植物の緑の割合。都市部における植物の量を表す指標の一つであり、街路樹、生垣、壁面緑化などを対象とする。→緑被率
り‐らく【籬落】
竹や柴などで編んだ垣。まがき。
りん‐しん【稟申】
[名](スル)《「ひんしん」の慣用読み》申し上げること。上申。「渠等(かれら)が内務大臣に—するまでは」〈魯庵・「破垣」に就て〉
りん‐じょう【倫常】
常に守るべき人倫の道。「風紀—の乱れたるを救わんとて」〈魯庵・破垣〉
れきてい【歴程】
詩誌。草野心平・中原中也ら8名の同人を中心に、昭和10年(1935)創刊。昭和19年(1944)から一時休刊、昭和22年(1947)復刊。戦後の同人に谷川俊太郎・田村隆一・石垣りん・中上健次・粟...
れん‐ぎょう【連翹】
モクセイ科の落葉小低木。枝は叢生(そうせい)し、長く伸びて垂れる。葉は卵形。早春、葉の出る前に、黄色い花を多数開き、花びらは四つに深く裂けている。果実は楕円形で、漢方で抗炎症・解毒・利尿薬として...
ろうじょ‐もの【老女物】
老女をシテとする能。「関寺小町」「檜垣(ひがき)」「姨捨(おばすて)」「鸚鵡小町(おうむこまち)」「卒都婆小町(そとばこまち)」の5曲をさす。特に「関寺小町」「檜垣」「姨捨」を三老女といい、最高...