いち【市】
１ 毎日、または一定の日に物を持ち寄り売買・交換すること。また、その場所。市場。「—が立つ」「朝顔—」 ２ 多くの人が集まる所。原始社会や古代社会では、歌垣(うたがき)・祭祀・会合・物品交換など...
いちや‐じょう【一夜城】
豊臣秀吉が小田原城を攻める時に一夜で築いたという、箱根石垣山の城。
いっせんいちびょうものがたり【一千一秒物語】
稲垣足穂の処女作品集。大正12年（1923）刊。月や星などを題材にした童話風の散文からなる。全68編。
いつく・し【厳し／美し／慈し】
［形シク］《「稜威(いつ)奇(く)し」の意という》 １ 神や天皇または貴人の威力が強く激しいさま。いかめしくおごそかである。「そらみつ大和の国は皇神(すめがみ)の—・しき国」〈万・八九四〉 ２ ...
い‐どころ【居所】
１ いる場所。住まい。住所。いどこ。「—を知らせる」「虫の—が悪い」 ２ 《すわる場所の意から》尻(しり)。おいど。いしき。「たらひに水を汲みて、—をひたし」〈伽・福富長者〉 ３ 俳諧で、庭・井...
いながき【稲垣】
姓氏の一。 [補説]「稲垣」姓の人物稲垣足穂(いながきたるほ)稲垣浩(いながきひろし)
いぬ‐くぐり【犬潜り】
犬が出入りできるように垣根や塀などに設けた小さい穴。
いぬ‐ばしり【犬走り】
１ 《犬が通れるほどの空間の意》築地(ついじ)や城の垣などと溝・堀との間に設けられた通路状の空き地。 ２ 建物の外壁面を保護するために、その周りの地盤をコンクリートや砂利で固めた所。 ３ 堤防・...
いのもと‐そう【井の許草】
イノモトソウ科の多年生のシダ。石垣やがけなどに生える。胞子葉は長さ20〜60センチ、洋紙質で細長い羽片に分かれ、葉の縁が反り返って胞子嚢(ほうしのう)群を覆う。栄養葉は縁に不規則なぎざぎざをもつ...
いばら‐がき【茨垣】
バラ・カラタチなど、とげの多い木で作った生け垣。ばらがき。
