もと‐ぎん【元銀】
「元金(もときん)1」に同じ。「商売の作法で、—に十倍増しても」〈浄・傾城酒呑童子〉
もどりがわしんじゅう【戻り川心中】
連城三紀彦の短編小説、および同作を表題作とする小説集。昭和55年(1980)「小説現代」誌4月号に掲載。大正時代の架空の天才歌人による心中事件の裏側と、創作の秘密を描く。第34回日本推理作家協会...
モナコたいこう‐きゅうでん【モナコ大公宮殿】
《Palais Princier de Monaco》南ヨーロッパの地中海に臨むモナコ公国の旧市街にあるモナコ大公の宮殿。13世紀に、ジェノバ人が築いた要塞跡に城が建てられ、18世紀に現在見られ...
ものみ‐まど【物見窓】
1 城・家・乗り物などで、外を見るために設けた窓。 2 能舞台で、鏡の間の幕口に向かって右側の壁にある連子窓。舞台のようすを見るためのもの。嵐窓(あらしまど)。奉行窓。
モハスタン【Mohasthan】
バングラデシュ北西部の都市ボグラの郊外にある都城遺跡。市街中心部より北約10キロメートルに位置する。全長約4.5キロメートルの城壁が残り、グプタ朝時代の碑文が発見された。モハスタン博物館には、8...
もみじ‐ぶな【紅葉鮒】
琵琶湖でとれる鮒で、秋・冬のころ、ひれが赤くなったもの。《季 秋》「—そろそろ比良の雪嶺かな/東洋城」
もみじやま‐ぶんこ【紅葉山文庫】
江戸時代、徳川氏の文庫。初め、徳川家康が江戸城内富士見亭に設けて富士見亭文庫と称したが、3代将軍家光の時に城内西の丸の紅葉山に移して改称。蔵書の大部分は現在国立公文書館内閣文庫に所蔵。
ももやま【桃山】
京都市伏見区の地名。宇治川の北岸に位置する。豊臣秀吉が伏見城を築き、その跡一帯に桃の木を植えたのでこの名があるという。桓武・明治両天皇陵がある。
ももやま‐ぶんか【桃山文化】
桃山時代の文化。美術史では安土時代をも含める。長い戦国争乱の状態から急速に統一が達成され、自由闊達(かったつ)な人間中心の文化が展開。雄大な城郭・社寺などが造営され、内部を飾る華麗な障屏画(しょ...
もりおか【盛岡】
岩手県中部の市。県庁所在地。北上川が貫流し、雫石(しずくいし)川・中津川などが合流。もと南部氏の城下町で、盛岡城(不来方(こずかた)城)跡がある。鉄鋳物、特に南部鉄瓶を特産。平成18年(2006...