フェチ
1 「フェティシスト」の略。 2 特定の種類の物に異常な執着・偏愛を示す人。「ぬいぐるみ—」
ふか‐まさ・る【深増さる】
[動ラ五(四)]いっそう深くなる。「情欲の執着は—・って行った」〈里見弴・多情仏心〉
ぶっ‐けん【仏見】
仏語。 1 仏の知見。仏の見知ること。 2 仏に対して執着する見解。自分の外に仏を求めたり、自分が仏であると考えたりすること。仏縛。
ぶつ‐よく【物欲/物慾】
物や金銭を自分のものにしたいという欲望。物や財産への執着心。
へんしゅう‐きょう【偏執狂】
一つの事に異常に執着し、病的な態度を示す人。モノマニア。偏狂。へんしつきょう。
ほう‐げ【放下】
[名](スル) 1 仏語。禅宗で、一切の執着を捨て去ること。「一切を—し尽して」〈漱石・行人〉 2 「ほうか1・2」に同じ。「ヒトヲ—スル」〈日葡〉
ほんらい‐むいちもつ【本来無一物】
仏語。事物はすべて本来空(くう)であるから、執着すべきものは何一つないということ。禅宗でいう。
ぼん‐げ【凡下】
[名・形動] 1 平凡で、すぐれたところのないこと。また、その人や、そのさま。「私は全く—な執着に駆られて」〈有島・惜みなく愛は奪ふ〉 2 身分の卑しいこと。また、その人。 3 中世、侍身分に属...
ま【魔】
《「魔羅(まら)」の略》 1 仏教で、魔王。欲界第六天を支配する王。転じて、その仕業としての、悟りの妨げとなる煩悩(ぼんのう)・疑惑・懈怠(けだい)などのさわり。 2 人の心を迷わし、悪に引き入...
まな‐しき【末那識】
《「末那」は、梵manasの音写》仏語。唯識説でいう八識のうちの第七識。我に執着して存在の根拠となる心の働き。意識がなくなった状態にも存在し、迷いの根源とされる。