あい‐が【愛河】
仏語。愛欲などの執着が人をおぼれさせるのを河にたとえた語。
あい・する【愛する】
[動サ変][文]あい・す[サ変] 1 かわいがり、いつくしむ。愛情を注ぐ。「我が子を—・する」 2 (性愛の対象として)特定の相手を慕う。恋する。「—・する人と結ばれる」 3 とりわけ好み、それ...
あい‐ぜん【愛染】
仏語。 1 愛に執着すること。愛着(あいじゃく)。「故郷の肉親に対する断ち難き—は」〈嘉村・業苦〉 2 「愛染法」の略。 3 「愛染明王」の略。
あい‐よく【愛欲/愛慾】
1 性的な欲望。「—におぼれる」 2 仏語。欲望に執着すること。
あわ・い【淡い】
[形][文]あは・し[ク] 1 色や味などが際立たず、薄い。「—・い水色」「—・い味付け」⇔濃い。 2 形や光などがぼんやりしている。かすかである。「—・く雲がかかる」「—・い冬の日差し」 3 ...
執心
1〔執着〕金もうけに執心しているHe has his heart set on making money.あいつはまだあの家にご執心なんだHe still hasn't given up hop...
執着
1〔愛着〕(a) deep attachment ((to))彼は昔のしきたりに強い執着を持っているHe 「has a deep attachment [is strongly attached...
a man of a strong musical bias
音楽に強い執着を持つ人
adhere
[動]自((形式))1 (物に)しっかりくっつく,付着する,粘着する≪to≫(◆名詞形は通例 adhesion)adhere to any clean, flat surfaceきれいで平らな表...
adherence
[名]U((形式))(主義・信念・思想などに対する)執着,固執,支持;(規則・法律・契約などの)厳守≪to≫(◆通例 adherence は精神的なねばり強さ,adhesion は物質的な粘着性...
とんちゃく【頓着】
[共通する意味] ★物事にこだわること。[英] concern; care[使い方]〔頓着〕スル▽周囲の思惑には頓着しない〔執着〕スル▽いつまでも過去に執着する▽執着心〔固執〕スル▽自説を固執し...
しゅうちゃく【執着】
[共通する意味] ★物事にこだわること。[英] concern; care[使い方]〔頓着〕スル▽周囲の思惑には頓着しない〔執着〕スル▽いつまでも過去に執着する▽執着心〔固執〕スル▽自説を固執し...
こしつ【固執】
[共通する意味] ★物事にこだわること。[英] concern; care[使い方]〔頓着〕スル▽周囲の思惑には頓着しない〔執着〕スル▽いつまでも過去に執着する▽執着心〔固執〕スル▽自説を固執し...
しがみつく【しがみ付く】
[共通する意味] ★しっかりとにぎって離れないようにする。[英] to cling to[使い方]〔しがみ付く〕(カ五)〔かじり付く〕(カ五)〔むしゃぶり付く〕(カ五)[使い分け]【1】「しがみ...
モノマニア
[共通する意味] ★ある一つのことに異常に執着する病的症状の人。[英] a monomaniac[使い分け] 「偏執狂的」「モノマニアック」の形でも使う。「偏執狂」は「へんしつきょう」とも。
うんえんかがん【雲烟過眼】
雲やかすみが目の前を過ぎ去ってとどまらないように、物事に深く執着しないたとえ。物事に心をとめないで淡泊なたとえ。また、物事の過ぎ去ってとどまらないことのたとえ。▽「雲烟」は雲とかすみ。雲とけむり。「過眼」は目の前を過ぎ去ること。「烟」は「煙」とも書く。「過眼雲烟かがんうんえん」ともいう。
くうくうじゃくじゃく【空空寂寂】
空虚で静寂なさま。執着や煩悩ぼんのうを除いた静かな心の境地。無心。転じて、何もなく静かなさま。また、思慮や分別のないさま。▽仏教語。「空」はこの世の有形・無形の一切のものは、固定した実体がないこと。「寂」はひっそりと静かな意。煩悩や執着のない静寂なあり方が本性であること。
こううんりゅうすい【行雲流水】
空行く雲や流れる水のように、深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて行動するたとえ。また、一定の形をもたず、自然に移り変わってよどみがないことのたとえ。▽「行雲」は空行く雲。「流水」は流れる水。諸国を修行してまわる禅僧のたとえにも用いられることがある。「流水行雲りゅうすいこううん」ともいう。
しきそくぜくう【色即是空】
現世に存在するあらゆる事物や現象はすべて実体ではなく、空無であるということ。▽仏教語。「色」はこの世のすべての事物や現象。「空」は固定的な実体がなく空無であること。
しゃしゃらくらく【洒洒落落】
さっぱりとして物事にとらわれないさま。人の性格や態度などについていう。▽「洒落」のそれぞれの語を重ねて語意を強めた語。「灑灑落落」とも書き、「さいさいらくらく」とも読む。