せんもん‐ふう【浅文風】
能で、世阿弥が九段階に分けたうちの第六位(中三位の第三)の芸格。芸に深みはないが、幽玄の基礎となる位。せんぶんふう。→九位(きゅうい)
ぜん‐おんぷ【全音符】
音の長さを表す基礎となる音符。二分音符の2倍、四分音符の4倍に相当する。
そ【礎】
[常用漢字] [音]ソ(漢) [訓]いしずえ 1 建物の柱をのせる土台石。「礎石/基礎・定礎」 2 物事を成り立たせる根本。「国礎」 [名のり]き
そうご‐しゅかんせい【相互主観性】
《(ドイツ)Intersubjektivität》フッサールの用語。複数の主観の間で共通に成り立つこと。事物などの客観性を基礎づけるものとされる。間主観性。共同主観性。
そうしょとく‐きんがく【総所得金額】
所得税の課税標準となる金額(税額計算の基礎となる金額)の一つ。利子所得・配当所得・不動産所得・事業所得・給与所得・雑所得・短期譲渡所得の金額の損益通算後の合計額と、長期譲渡所得・一時所得の金額の...
そうじ‐きょくせん【走時曲線】
地震波の走時または到着時刻を縦軸に、震央距離を横軸にとり、その関係を示すグラフ。地震解析の基礎になる。
そうせきぜんしゅう【漱石全集】
岩波書店が刊行する夏目漱石の著作集。第1次は大正6年(1917)から大正8年(1919)にかけて全14巻で刊行。後年刊行のものに「普及版」「新輯(しんしゅう)決定版」などがあるが、昭和10年(1...
そうたいせい‐りろん【相対性理論】
アインシュタインによって確立された物理学の基礎理論。1905年発表の特殊相対性理論は、光速度がすべての観測者に対して不変であることと相対性原理に基づいて、互いに等速度運動する観測者どうし(慣性系...
そうたいてき‐ひんこんりつ【相対的貧困率】
ある国や地域の大多数よりも貧しい相対的貧困者の全人口に占める比率。→絶対的貧困率 →貧困率 [補説]OECD(経済協力開発機構)では、等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯人数の平方根で割って算...
そうトン‐すう【総トン数】
1 船舶の総容積をトン単位で表すもの。商船によく使われ、統計・登録免許税などの算定の基礎となる。記号GT グロストン。→トン2 2 合計したトン数。