どうぶつ‐ほうおんたん【動物報恩譚】
人から恵みや恩を受けた動物が、恩返しとしてその人に幸福や名声を報いるという昔話の一類。「鶴女房」「文福茶釜」など。
情(なさ)けは人(ひと)の為(ため)ならず
人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。誤って、親切にするのはその人のためにならないの意に用いることがある。 [補説]文化庁が発...
にほん‐しょせきしゅっぱんきょうかい【日本書籍出版協会】
書籍を発行する出版社で構成される業界団体。出版事業の発展・出版文化の向上などを目的として、昭和32年(1957)設立。昭和40年(1965)社団法人に改組。出版情報インフラ整備の一環として、国内...
ねん‐こう【年功】
1 長年にわたる功労・功績。「—に報いる」 2 長年その事に携わって積んだ経験。長年の訓練で得た技術。「—を積む」
はちのき【鉢木】
謡曲。四番目物。零落の身の佐野源左衛門尉常世は、大雪の夜、旅僧に身をやつした北条時頼を泊め、秘蔵の鉢の木を焚(た)いてもてなし、いざ鎌倉のときの決意を語る。後日、それが報いられ、旧領の回復と鉢の...
ばつ【罰】
[常用漢字] [音]バツ(慣) バチ(慣) 〈バツ〉 1 法や規則の違犯に対する懲らしめ。仕置き。「罰金・罰則/刑罰・厳罰・重罰・賞罰・体罰」 2 罰を与える。「処罰・懲罰・信賞必罰」 3 悪...
パミラ
《原題Pamela, or Virtue Rewarded》リチャードソンによる書簡形式の小説。正題「パミラ、あるいは美徳の報い」。1940年発表で、続編もある。作品としては成功を収めたが、偽善...
ひと‐ぼうこう【人奉公】
苦労が報いられず、他人のために奉仕した結果になること。無駄骨折り。「年中—して勝手迷惑するにつもりぬ」〈浮・永代蔵・五〉
人(ひと)を思(おも)うは身(み)を思(おも)う
他人に情けをかければ、やがて報いられて自分のためになる。情けは人のためならず。
人(ひと)を呪(のろ)わば穴(あな)二(ふた)つ
他人を呪って殺そうとすれば、自分もその報いで殺されることになるので、墓穴が二つ必要になる。人を陥れようとすれば自分にも悪いことが起こるというたとえ。