ひょう‐さくさん【氷酢酸】
純度99パーセント以上の酢酸。冷やすと氷のような結晶塊になる。
ひょう‐ざん【氷山】
氷河の下端や棚氷が海に達し、分離した大氷塊が海上に浮かんでいるもの。大部分は海中にあり、海上に見えるのはその一部分。
ひょう‐じゅん【氷筍】
洞窟(どうくつ)などの天井からしたたり落ちた水滴が凍り、積み重なってたけのこ状の氷塊になったもの。→石筍(せきじゅん)
ひょうたい【氷体】
ある範囲に連続してまとまって分布する氷の塊。厳密な定義はないが、一般に降り積もった雪が固まった万年雪などをさす。重力によって流動する場合は氷河とよぶ。
ひょう‐の‐せん【氷ノ山】
兵庫・鳥取県境にある山塊。主峰は須賀ノ山(せん)で標高1510メートル。
びかく‐しだ【麋角羊歯】
ウラボシ科の常緑多年生のシダ。小さい塊状の根茎を腎臓形の栄養葉が覆う。その中心から長さ30〜40センチの胞子葉を出し、二股(また)状に繰り返し裂けて形が麋(おおじか)の角に似る。熱帯に産し、日本...
びせいぶつ‐がん【微生物岩】
藻類などの微生物群集が石灰質または珪質の微粒子を取り込むことによって形成された岩石。層状の構造をもつストロマトライトや、小さな塊が集まった構造をもつスロンボライトなどがある。マイクロバイアライト。
びゃく‐れん【白蘞】
ブドウ科の蔓植物(つるしょくぶつ)。葉は手のひら状の複葉で、葉と対生して巻きひげがある。夏、葉と向かい合って花柄を出し、淡黄色の小花を多数つける。中国の原産で、日本には江戸時代に渡来。塊状の根は...
ピッチブレンド【pitchblende】
閃(せん)ウラン鉱のうち、非晶質でピッチ様の塊状のもの。ウラン・ラジウムの重要な鉱石。瀝青(れきせい)ウラン鉱。
ふう‐でい【封泥】
古代中国で、貴重品を収めた箱や竹簡・木簡文書の封緘(ふうかん)に用いた粘土塊。縛ったひもの結び目などに、柔らかいうちに押印した。