した‐じた【下下】
1 身分の低い人々。また、役人でない、一般の人々。しもじも。 2 配下の人々。部下。奉公人。「—に微塵(みぢん)姿を見せ給はぬ娘達にも」〈浮・禁短気・三〉
滴(したた)り積(つ)もりて淵(ふち)となる
わずかなものでも多く集まれば大きなものとなるたとえ。塵(ちり)も積もれば山となる。
しで‐う・つ【しで打つ】
[動タ四]砧(きぬた)を盛んに打つの意という。「鹿驚かすてふ引板(ひた)の声、衣—・つ槌の音」〈梁塵秘抄・二〉
し‐なら・う【為習ふ】
[動ハ四] 1 いつも行う。しなれてじょうずになる。「よろづ右近ぞ空言を—・ひける」〈源・浮舟〉 2 習う。学んで自分のものにする。「藤十郎と三右衛門と二人を一所にして—・はんと思ひ」〈役者論語...
しゅうじん‐き【集塵機】
気体中に浮遊する粉塵などを集めて取り除く装置。サイクロンなど機械式のものと静電気を利用するものとがある。
しょう‐しき【声色】
仏語。聴覚・視覚など感覚の対象となるもの、すなわち六境のこと。六塵(ろくじん)。
書(しょ)を校(こう)するは塵(ちり)を掃(はら)うが如(ごと)し
《「夢渓筆談」雑誌二から》文書を校合(きょうごう)する作業は、塵を払ってもまたすぐ積もるように、何度やっても完全に仕上げることは困難である。どんなに念を入れて校正をしても誤りはなくならないということ。
じょう‐め【上馬】
すぐれた馬。駿馬(しゅんめ)。「—の多かる御館(みたち)かな、武者の館とぞ覚えたる」〈梁塵秘抄・二〉
じん【塵】
[音]ジン(ヂン)(呉) [訓]ちり 〈ジン〉 1 ちり。ほこり。「塵埃(じんあい)・塵芥(じんかい)・塵土/灰塵・黄塵・後塵・砂塵・微塵(みじん)・梁塵(りょうじん)」 2 俗事。俗世間。「...
じん‐かん【塵寰】
俗世間。塵界。