ぼく【墨】
[常用漢字] [音]ボク(漢) [訓]すみ 〈ボク〉 1 書画に用いる黒の顔料。すみ。「墨痕(ぼっこん)・墨汁・墨跡/翰墨(かんぼく)・古墨・筆墨・文墨・水墨画」 2 すみで書いたもの。「遺墨...
まこも‐ずみ【真菰墨】
マコモの茎に黒穂菌が寄生して生じた菰角(こもづの)が、熟して黒くなったもの。お歯黒などに用いた。→菰角
まゆ‐ずみ【眉墨/黛】
1 眉をかいたり形を整えたりするのに用いる化粧品。 2 眉をかくこと。また、かいた眉。まゆがき。「—を引く」 3 香の名。伽羅(きゃら)から製する。 4 連なった山が遠くに眉のように見えること。...
まゆずみ【黛】
松根東洋城の俳句随筆集。昭和16年(1941)刊。
ゆえん‐ずみ【油煙墨】
油煙を膠(にかわ)で固めてつくった墨。掃墨(はいずみ)。→松煙墨
雪(ゆき)と墨(すみ)
物事の正反対であること。また、違いのはなはだしいことのたとえ。
れい‐ぼく【零墨】
書いたもののきれはし。断片として残っている墨跡。「断簡—」