つぼ‐あみ【坪網/壺網】
定置網の小形のもので、身網を多角的に建て回し、その角に壺とよぶ袋網を付けたもの。
つぼい【壺井】
姓氏の一。 [補説]「壺井」姓の人物壺井栄(つぼいさかえ)壺井義知(つぼいよしちか)
つぼ‐いし【壺石】
石灰分や鉄分で固化された壺状の団塊。直径5〜10センチの球または楕円状で、中空。岐阜県土岐(とき)市に産するものは天然記念物。
つぼ‐いり【壺入り】
1 壺に入っていること。また、そのもの。 2 江戸時代、客が揚屋に行かないで、直接なじみの遊女・野郎の抱え主の家で遊ぶこと。「よき野郎の方に二、三日の—」〈浮・一代男・八〉
つぼ‐おり【壺折】
1 小袖・袿(うちき)などの裾(すそ)をたくし上げ、腰のあたりを紐(ひも)で結び留めてから折り下げること。→壺装束(つぼそうぞく) 2 歌舞伎の衣装の一。錦(にしき)などで作った、広袖で丈長(た...
つぼ‐かざり【壺飾り】
茶道で口切りの茶事のとき、葉茶を詰めた茶壺を封をしたまま床に飾ること。また、その茶壺を拝見する作法。
つぼ‐かび【壺黴】
遊走子と配偶子の後端に1本の鞭毛をもつ菌類の総称。淡水や土壌に広く分布し、寄生や腐生で生活する。 [補説]カエルツボカビは両生類の皮膚に含まれるケラチンなどを分解して増殖し、カエルツボカビ症の原...
つぼ‐がね【壺金】
開き戸の開閉のために打つ環状の金具。肘金(ひじがね)を受けるのに用いる。ひじつぼ。
つぼきり‐の‐けん【壺切りの剣】
皇太子相伝の守り刀。立太子のとき、天皇から授けられるもので、代々皇位継承者のしるしとして伝承された。つぼきりのつるぎ。つぼきりのごけん。
つぼ‐ぎり【壺錐】
刃が半円形の錐。木材に円い穴をあけるのに用いる。通し錐。円錐(まるぎり)。