たたい‐もんだい【多体問題】
物理学で、相互作用する3個以上の質点からなる系の運動を規定する問題。古典力学でも量子力学でも解析的に解は出ず、適切な近似法を用いる。原子核を構成する核子の系、結晶内の電子・原子の集合などの運動も...
多多(たた)益益(ますます)弁(べん)ず
1 多ければ多いほどうまく処理する。手腕・才能にすぐれ、余裕のあるさまにいう。 2 多ければ多いほどよい。
たたら‐はま【多多良浜】
福岡市東区、博多湾に面する海岸。元寇(げんこう)の古戦場。また、延元元=建武3年(1336)足利尊氏(あしかがたかうじ)・直義の兄弟が菊池武敏を破った地。
た‐たん【多端】
[名・形動] 1 複雑で多方面にわたっていること。また、そのさま。「多岐—」 2 事件や仕事が多くて忙しいこと。また、そのさま。多忙。多事。「国事—」「誠に家事—で」〈福沢・福翁自伝〉
ただ【多田】
姓氏の一。 [補説]「多田」姓の人物多田富雄(ただとみお)多田南嶺(ただなんれい)多田満仲(ただのまんじゅう)多田裕計(ただゆうけい)
た‐だい【多大】
[名・形動]数量・規模などが非常に大きいこと。また、そのさま。「—な(の)損害を被る」 →莫大(ばくだい)[用法]
ただんしき‐ロケット【多段式ロケット】
機体を数段に分け、第一段から次々に点火して燃焼噴射させ、燃焼ずみの部分を順次切り離す方式のロケット。
ただん‐へんそくき【多段変速機】
大小の歯車を組み合わせて、機械の回転速度を変える装置。有段変速機。→無段変速機
た‐ち【多知/多智】
知恵の多いこと。「たとひ—禅定有りとも淫をたたずば」〈貞享版沙石集・四〉
たちいきしんか‐せつ【多地域進化説】
現代人の起源に関する仮説の一つ。現生人類の直接の祖先は、100万年以上前に原人の段階でアフリカから世界各地に拡散し、各地域で独立性を保ちながら新人に進化したとする。→アフリカ単一起源説 [補説]...