じゅ‐いん【入院】
[名](スル) 1 「にゅういん(入院)」に同じ。「病院に病者—の規則」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 2 僧が住職となって寺に入ること。「本年(ことし)二月の末に帰寂(かくれ)て後住が—せしかば」〈...
じゅうにしょ‐ごんげん【十二所権現】
熊野三社に祭る12の権現。三所権現、五所王子(小守の宮・児の宮・聖の宮・禅師の宮・若王子)、四所明神(一万の宮または十万の宮・勧請十五所・飛行夜叉・米持金剛童子)のこと。
じゅうに‐じんしょう【十二神将】
薬師如来の12の誓願に応じ、薬師経を読誦する者を守護する12の夜叉(やしゃ)大将。諸仏の化身とされ、12刻に配される。日本の造像では天平時代の新薬師寺塑像が最古。平安時代以降、頭上に十二支の動物...
じゅうろく‐ぜんじん【十六善神】
般若(はんにゃ)経の誦持者(じゅじしゃ)を守護する16の夜叉神(やしゃじん)。十二神将と四大天王。
じょう‐ろく【丈六】
1 《釈迦の身長が1丈6尺(約4.85メートル)あったというところから》1丈6尺。また、その高さの仏像。座像の場合は半分の8尺に作るが、それも丈六といい、また、丈六より大きいものを大仏という。 ...
じん‐よ【燼余】
燃えさし。燃え残り。「空しく—の断骨に相見て」〈紅葉・金色夜叉〉
すい‐もん【推問】
[名](スル)問いただすこと。取り調べること。「なせし悪事を—あれど」〈魯文・高橋阿伝夜叉譚〉
す‐じつ【数日】
「すうじつ(数日)」に同じ。「—を経(ふ)るうち」〈魯文・高橋阿伝夜叉譚〉
せい‐き【腥気】
なまぐさいにおい。「胸悪き一種の—ありて」〈紅葉・金色夜叉〉
せい‐じ【生時】
1 生まれたとき。 2 生きている間。「恩人に報わるに其短き—を以て慊(あきた)らず思いければ」〈紅葉・金色夜叉〉