ほう‐ぎん【放吟】
[名](スル)あたりかまわず大声で詩歌をうたうこと。「酔歩—する」「高歌—」
ほ・える【吠える/吼える】
[動ア下一][文]ほ・ゆ[ヤ下二] 1 獣などが大声で鳴く。「虎が—・える」 2 風・波などが、荒れて大きな音を立てる。「荒海が—・える」 3 大声で話す。わめく。どなる。「壇上で—・える」 4...
ぼうせい‐ぐ【防声具】
戒具の一。ゴム製のマスクで口全体とあごの部分を覆い、大声を出せないようにするもの。
みんみん‐ぜみ【みんみん蝉/蛁蟟】
セミ科の昆虫。体長は翅(はね)の先まで6センチくらいで、体は黒色の地に緑色の紋があり、翅は透明。夏、樹幹に止まり大声でミィーンミンミンと鳴く。幼虫は地中で6年間過ごす。みんみん。《季 夏》
やじ・る【野次る/弥次る】
[動ラ五(四)]《名詞「野次」の動詞化》他人の言動に、大声で非難やひやかしの言葉を浴びせかける。「演説者を口ぎたなく—・る」 [可能]やじれる
よば・る【呼ばる/喚ばる】
[動ラ五(四)]よぶ。「大声で—・る」「夜なかにこわかったら—・らんしょ」〈中勘助・銀の匙〉
よばわり【呼ばわり/喚ばわり】
1 大声で呼ぶこと。 2 人を表す語に付けて、そうときめつけて言いたてるのに用いる。「ぬすっと—」
よばわ・る【呼ばわる/喚ばわる】
[動ラ五(四)]大声で呼びたてる。また、叫ぶ。「七兵衛が戻ったぞと大声に—・る」〈柳田・山の人生〉
よび‐あ・げる【呼(び)上げる】
[動ガ下一][文]よびあ・ぐ[ガ下二] 1 大声で呼ぶ。また、次々に呼ぶ。「氏名を—・げる」 2 下にいる者を呼んで上がらせる。「舞台に観客の一人を—・げる」 3 呼び寄せる。呼びつける。「ある...
よび‐い・く【呼び生く】
[動カ下二]大声で呼んで生き返らせる。「息の通ふを頼みにして—・けけるに」〈浮・五人女・二〉