だん‐せん【団扇】
1 うちわ。 2 軍陣で用いた軍配団扇(ぐんばいうちわ)。「大将—おっ取って」〈浄・国性爺〉
だんのうら‐の‐たたかい【壇ノ浦の戦い】
寿永4年(1185)壇ノ浦で行われた源平最後の合戦。平氏は源義経を総大将とする源氏の軍に敗れ、安徳天皇は二位尼(平時子)とともに入水、大将平宗盛も捕らえられ、平氏は滅亡。
ちご‐おい【稚児生ひ】
幼い時の成長のようす。「大将などの—ほのかにおぼし出づるには似給はず」〈源・柏木〉
ち‐しょう【知将/智将】
はかりごとや戦略・戦術にすぐれた大将。「球界の—」
ちゃくとう‐じょう【着到状】
中世、出陣命令を受けた諸将が、はせ参じた旨を記した文書。これを受け取った大将または奉行は、承認の文言と花押とを加えて返し、後日の恩賞の証拠とした。着到。
ちゅう‐ぐん【中軍】
左右または前後の部隊の中央に位置する部隊。多くは大将の率いる部隊。中堅。
ちゅう‐けん【中堅】
1 社会や団体の中心となって活動する人。「会社の—として活躍している」「—幹部」 2 規模や質が中くらいな物。「—校に合格した」「—商社」 3 全軍の中央にあり、将軍の直接指揮する精鋭部隊。中軍...
ちゅう‐じょう【中将】
1 軍人の階級の一。将官の第二位で、大将の下、少将の上。 2 律令制で、近衛府(このえふ)の次官。少将の上で、少将とともに次将または介(すけ)ともいう。従四位下相当官だが、三位で任ぜられることも...
つくり‐た・てる【作り立てる】
[動タ下一][文]つくりた・つ[タ下二] 1 化粧や服装が際立つようによそおう。かざりたてる。「頭のてっぺんから足の先まで、新品で—・てる」 2 つくりあげる。こしらえあげる。また、新たに作る。...
てき‐しょう【敵将】
敵軍の大将・将軍。