カーサ‐ロッカ‐ピッコロ【Casa Rocca Piccola】
マルタの首都バレッタにある邸宅。16世紀に貴族の館として建造。当時の貴族の生活を伝える食堂、寝室、礼拝堂、第二次大戦中に使われた防空壕(ごう)などが一般公開されている。
カーゾン‐せん【カーゾン線】
第一次大戦後の1919年、連合国最高会議が定めたポーランド・ソ連間の国境線。ポーランドは実力を行使してさらに東方に国境線を設定したが、第二次大戦後は、ほぼこの線に戻して国境線が定まった。提案者の...
カーマライト‐きょうかい【カーマライト教会】
《Carmelite Church》マルタの首都バレッタにあるカルメル会の教会。16世紀後半に聖ヨハネ大聖堂の設計を手掛けたマルタ騎士団の設計技師ジェローラモ=カサールにより建造。高さ62メート...
カールスアウエ‐こうえん【カールスアウエ公園】
《Staatspark Karlsaue》ドイツ中部、ヘッセン州の都市カッセルにある州立公園。かつてヘッセン方伯が建てた城があったが、第二次大戦で焼失し、オランジェリー(温室)のみが残る。現在は...
カーン【Caen】
フランス北西部、ノルマンディー地方、カルバドス県の都市。同県の県都。第二次大戦のノルマンディー上陸作戦で大きな被害を受けたが、戦後の復興がいち早くなされ、工業化が進んだ。カーン城、サンピエール教...
がいしょく‐けん【外食券】
第二次大戦中および戦後の米の統制下において、外食する者のために発行された食券。昭和16年(1941)4月1日実施、昭和44年(1969)廃止。
がいせんもん【凱旋門】
《原題、(フランス)Arc de Triomphe》レマルクの長編小説。1946年刊。第二次大戦前夜、パリへの避難民であるドイツ人外科医ラビックの望みのない生活を中心に、当時の不安な世相を描く。
がい‐ち【外地】
1 日本の国土からみて、外国の土地。 2 第二次大戦敗戦前に、本土以外の日本領土を呼んだ語。朝鮮半島・台湾など。⇔内地。
がくしゅう‐いん【学習院】
明治10年(1877)皇族・華族の子弟の教育のために東京に創立された学校。第二次大戦前は、宮内省の管轄。昭和22年(1947)私立学校になり、幼稚園・小学校から大学までを擁している。江戸末期に、...
がくと‐しゅつじん【学徒出陣】
第二次大戦末期の昭和18年(1943)以降、兵力不足を補うため、それまで26歳までの大学生に認められていた徴兵猶予を文科系学生については停止して、20歳以上の学生を入隊・出征させたこと。